住宅設計・間取り/収納プラン

共働きのリビングは「3歩&3分」収納で解決(3ページ目)

収納さえあれば片づく!とは限りません。はっきりとした目的をもって収納を造らないと、収納本来の機能が発揮できないのです。今回のキーワードは「3歩&3分」収納です!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

扉の代わりに収納用品を使う

扉も背板もない両面オープン棚は、部屋同士を仕切るパーティションとしても使える
3歩&3分で片づくのは魅力的だけれど、オープン棚では気楽なだけに片づけ方が乱雑になることが心配。リビングだと人目に触れる機会が多いだけに、棚に置かれた状態が気になるという人は、扉の代わりに収納用品があると便利です。

本や雑誌などは棚にそのまま置くとしても、おもちゃや筆記用具、ペーパー類などをバラバラに置くのは、そもそも実用的ではありません。それぞれの用途や種類でグルーピングされたモノを、箱や引き出しなどの収納用品に収めるといいでしょう。

市販されている収納用品の種類は、その素材、形、色、サイズが豊富にあります。棚に程良く収まるサイズで、形は四角形のものが実用的です。部屋にある他の家具と馴染みやすい素材と色であることも大切なポイント。白木や籐でできたナチュラルなもの、アクリルやプラスチックのモダンなものなど、部屋のイメージに合わせて選びます。写真の棚で使っている引き出しの木箱はIKEA製。シナ合板でできた棚の色とも相性が良く、小物の整理には打ってつけです。

オープンな棚は「見せる収納」の代表格。インテリアを意識しながら、見栄えの良い収納用品をアレンジすれば、簡単なのにスッキリ片づく部屋づくりにつながりますよ。
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