多目的収納としての食品庫
すべて丸見えだから収納が肝心。 |
そこで、いつも使う道具や食材だけをキッチンに収納して、ストック品は別の場所でまとめて保管することに。そのストックスペースの役割を果たすのが食品庫です。
しかも保管するものは食品とは限りません。キッチンを中心に暮らしが展開されるようになると、以下のように様々なものを収納する場所があると重宝です。
いも類、玉ねぎなど常温保存の野菜
乾物、缶詰、瓶詰め、レトルトなど保存食品
自家製の梅干しや果実酒
宅配で定期購入する食材と保冷ボックス
ペットの食品
台所用・洗濯用・住まいの洗剤
トイレットペーパー、ティッシュペーパー
電球、電池
掃除機、モップ、バケツ等掃除道具
ビン、缶、紙等の資源ごみの一時置き
料理本、家計書類
餅つき器やホットプレートなど使用頻度の低い調理道具
重箱や飯台、漆器など特別な時にだけ使う入れ物や食器
災害時用の備蓄品(食品・飲み水・医薬品・日用品)
こうした細かいモノを管理するには棚収納が向いています。この棚収納を押入れに当てはめて、収納のプランを検討してみましょう。
押し入れサイズをウォークインにする
リフォーム時には人の荷重を考えた床に改良。 |
収納しやすい奥行きの棚を、押入れ内部にL型に配列。そして、収納内部に人が入れるスペースを空けておきます。市販のプラスチックケースや箱詰めのモノは、床に置くことも可能。さらに通気のために換気扇を設けたり、扉に通気用スリットを空けて、庫内の換気にも配慮をしましょう。さらに、天井には照明器具を付けて明るい空間に仕上げます。
嫌われやすい押入れサイズの収納ですが、内部の造りを工夫すればまだ活用可能。押入れをリフォームしたい人も、棚を設けたこの収納スタイルを参考にしてみてください。
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