別荘・リゾートマンション/北海道の別荘・リゾートマンション

定住ならと夫婦で選んだ北海道・鹿部の自然(2ページ目)

新幹線や車に乗れば2時間くらいで行けるリゾートもあれば、飛行機に乗っていくリゾートもあります。今回は北海道・鹿部で定住されているKさんにお話を伺いました。

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド


茨城より鹿部の方が暖かく過ごせるそうです

鹿部町に定住されてもうすぐ3年。「別荘ができて初めて来た年は、すごい大雪でびっくりしたけれど、家自体の気密性がいいから、寒さは感じないよ。朝に暖房を入れたら、ずっと暖かく過ごせる」とのこと。

北海道のなかでも南部に位置する鹿部町は、軽井沢と同じくらいの気候なのだそうです。北海道なので、かなり寒いのかと思いきや、そうでもないのですね。去年は30~40センチの雪が積もったそうですが、雪下ろしをしなくても、勝手に落ちてくる設計。

「かえって雪が降ったほうが寒くない。あったかい感じがするよ」とご主人。また奥様も「茨城より、こっちの家のほうが暖かいんです。どの部屋も暖かくて温度差がないから、静かで住みやすいですよ」。定住とはいえ、まだ茨城の家はそのままにしているので、年に2回は様子を見に帰っているというご夫妻。「帰るのは春と秋。茨城は家の中の設備が悪くて寒いから。冬はこっちのほうが暖かくて暮らしやすいの」と北海道の家の暖かさを強調されます。

というのも寒冷地仕様のペアガラスや断熱材を用い、集中暖房システムを採用しているので、家全体が暖かくなるのです。ちなみにコストを聞いてみましたら、灯油が490リットル入るタンクがあって、真冬で月に2万円くらいとのことでした。ずいぶん安い気がします。

「温泉」と「食べ物」がこの別荘地の魅力!

ホタテ貝
採れたてのホタテを豪快に網で焼くのが漁師風。さすが北海道、スケールが違う
さすがに北海道、海の幸は豊富で安い。春先はヤリイカやボタンエビが旬の時期で、100円ショップのようなところでも新鮮なイカを売っているのだそうです。

またお二人は1カ月に1度は函館の自由市場に出かけていって、カニやイクラや魚を買いだめます。冬の間は、車で20分ほどの森(地名です)にあるスーパーで、刺身を購入。

「東京に比べて、物価が安い。海が近いから新鮮なものが安く食べられるのがいいね!」。奥様も鹿部に来て、チカ釣りにはまったそう。キスとワカサギみたいな魚で、岸壁で2時間、まったくのシロウトにも関わらず100匹も釣れたそうです。

またお二人にとって、もうひとつの魅力だったのが「温泉」。ここは、追い焚きの必要がない天然温泉で、赤みがかった塩泉を引き込んでいます。「夏は熱過ぎることもあるのよ」と奥様。以前はしょっちゅう温泉に行きたくなったそうですが、ここに来て毎日温泉に入っているから、よそに行こうと思わなくなったと言います。


慣れてくると、静かで暮らしやすさを実感

大沼公園
白銀をいだく駒ケ岳を国定公園である大沼公園から見る風景はとても雄大
春にはウドやタラの芽、ふきのとうなど山菜も豊富で、歩いていれば探さなくてもあるという自然環境。「半年くらいは、さびしいと思ったけれど、慣れてくるとこっちのほうが静かでいいわ。キタキツネやリスもいるし」と奥様。ウッドデッキの手すりの上にはえさ台をつくりました。ヒマワリの種を置いておくとリスがやってきて、30分以上も見ていたことがあったそうです。

「冬は雪の上の足跡で、何が来たかわかるようになってきたよ」とご主人。キツネ、リス、ウサギ、犬、いろいろな小動物がやって来ます。

鹿部町では、町主催でサークル活動をサポートしており、別荘地に住む人たちも数多く参加。奥様は絵手紙のサークルで活動中。お友達も増えてきました。一方、ご主人は現役中はできなかった趣味の日曜大工に熱中。手作りベッドを製作中でした。

今年からは町内会にも入って地域との交流にも少しずつ関わっていきたいというお二人。「定住する時には目的がないとだめ。みんな目的を持って、なんかやっているよ。ウチは夫婦別々だけど、お互いが好きなことをやっているんだ」とご主人。奥様も「憧れだけではダメ!お互いに夫婦で納得してやっていく気構えが必要です」とアドバイスをいただきました。Kさんの場合、お子様や親戚が札幌にいるというのも心強いようです。

昼間は夫婦別々に過ごし、夜は新鮮な魚を肴に、おいしいお酒を二人でいただく、それがKさん流の北海道スローライフです。
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