別荘・リゾートマンション/別荘地・リゾートマンション選び

使えるセカンドハウスローンが増えてきた!(2ページ目)

セカンドハウスを購入したいと思ったとき、ローンは組めるの? 以前の記事でも反響が高かったセカンドハウスローンについての最新情報をお伝えします。

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド


このローンの特徴は?


1.最長35年の長期固定金利  返済の途中で金利は変わりません
2.建設費、購入価額の最大100%までの融資可能 融資金額は100万円~8000万円まで
3.繰上返済手数料0円(インターネットで1万円より可能) 1万円から繰り上げ返済できます
4.保証料0円 通常の住宅ローンで必要となる保証料がゼロ円
5.借り換えも可能 フラット35買取型と異なり保証型は借り換えが可能です
6.8疾病保障特約の付帯が可能 利用者が8疾病(ガン、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病、慢性肝不全、肝硬変、慢性膵炎)により就業不能状態となり、月々の約定返済日まで継続した場合、住宅ローンの毎月返済相当額(ボーナス月についてはボーナス返済相当額)が保障されます

などです。

ローンを借りる場合の年収による融資額の制限はありません。年収に占めるすべての借り入れの年間返済額の割合が、年収400万円未満の場合30%以下、400万円以上の場合35%以下を満たしていれば、借り入れが可能です。
別荘の場合、土地の購入費と別荘の建築費が必要ですが、土地の購入費も、住宅の建設に付随して購入したものであれば、ローンの対象となります。これは土地の購入費のみに対する融資ができない、マイホームの融資の場合と同じです。

年齢的な問題はどうでしょう?このローンの場合、申し込み時の年齢が70歳未満、最終返済時80歳未満となっています。
セカンドハウスのための融資では、住宅ローン控除はありませんが、それ以外ではほぼマイホーム購入時と同じように融資が受けられるようです。
我が家の場合は、別荘に抵当権がつけられず、自宅を担保にローンを組んで資金を調達したわけです。今のようなこんなセカンドハウスローンがあれば、自宅に手をつけずに購入できました。

セカンドハウスが欲しいけど、ちょっと資金が足りない、とあきらめている人も多いのでは? ちなみにSBI住宅ローンの「フラット35(保証型)」の平成19年12月の実行金利は2.58%(融資率90%の場合)。まだ低金利が続いていますから、一部ローンを組んで、新しいライフスタイルを手に入れるという方法も考えてみてはいかがでしょうか!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます