部屋探し・家賃/部屋探し・家賃関連情報

連帯保証人なしで借りられる!

賃貸契約書には「連帯保証人」の名前と印鑑が必要になります。「誰に頼めばいいのだろう?」と悩む、わずらわしさから解放される強い味方、「連帯保証人なし」の制度があること、ご存知ですか?

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

「連帯保証人」ってなぜ必要なのでしょうか?
それは、部屋を借りるときには、「賃貸借契約」を大家さんと結びますが、大家さんとしてはきちんと家賃を払ってくれるかどうか、とても気になります。借り主が万が一、病気になったりなんらかの事情で家賃が払えなくなってしまったり、突然いなくなってしまったときなどに、借り主の代わりに責任が持てる人が必要だからです。

連帯保証人にはかなり重い責任があります。例えば、借り主が万が一、家賃を支払えなくなったとき、貸し主から請求があれば、断わることができず、払わなければならない義務があるのです。ですから、簡単に連帯保証人を引き受けることはできません。

たいていの場合は、両親に頼むことが多いようですが、すでに両親が亡くなっていたり、遠くにいたり、定年退職などであまり収入がない場合などは、両親以外の知人・友人などに連帯保証人をたのまなければなりません。

でも、このような重い責任のある連帯保証人を知人・友人に依頼するのも気がすすまないこともありますよね?
そんなときの強い味方がこの「連帯保証人なし」で借りられる制度なのです。

いくつかの会社で実施しているようですが、代表して株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)が提携している管理会社(不動産会社)で借りる場合、連帯保証人不要の「住まいるパートナー」というシステムをご紹介しましょう。
オリコと「住まいるパートナー」を提携している不動産会社で部屋を借りる場合、オリコが借り主の信用調査をします。そしてOKの場合には、「住まいるパートナー」の契約ができます。手数料は毎月家賃の1.8%。
現在、オリコと提携している不動産会社は、現在約500社。さらに、全国的に増加中です。(詳しくは、オリコの入居者応援プランをご覧ください。)

借り主にとっては、連帯保証人を探したり依頼する手間がかからず、入居者1人で契約できるのがメリット。また、普通なら契約前に行われる入居審査に何日間か必要な場合もありますが、「住まいるパートナー」の場合は、審査にかかる時間が短く、結果が早くわかる、といったメリットもあります。

連帯保証人を頼む人を誰にしようか、迷っているなら、こんな制度を利用してみてはいかが?
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます