● ルームシェアのコツ2
「家賃や公共料金の払い方は?」
家賃は、代表契約者が支払うことになります。最近では、家賃は口座からの引き落としにしているケースが多く、集金や手渡しなどの方法はあまり取られていません(もちろん、大家さんがすぐ近くに住んでいる場合には、現金集金&手渡しの場合もありますが…)。
ですから、実際に契約している代表者が支払い、もう一人はその代表者に家賃を支払う方法がいいようです。
公共料金の場合も、基本的には同じですが、必ずしも口座引き落としではなく、振り込みや集金でも支払えますから、どちらの方法を取るのかは、同居人で相談してみてください。
ただし、公共料金の使い方に差があり、その差によって支払いを分配するようなときには、振り込みの方法を取るほうがいいかもしれませんね。
●ルームシェアのコツ3
「電話回線はどうする?」
最近は、連絡先は携帯電話だけ、というケースが多いようですが、やはり電話は引いてあったほうがなにかと便利。でも、ルームシェア用の部屋でなければ、モジューラジャックが2つ以上あることはまずありません。かといって、1本の電話を取り次ぐのは面倒ですね。
そんな時は、加入電話の番号以外にもうひとつ番号が持てるサービスがNTTのサービスプランにあります。それは、「iナンバー」とか「ダイヤルイン」といったものを利用するのが便利。そうすれば、電話回線はひとつでも、自分専用の電話番号が持てるのです。
(詳しくは、「NTTオンライン.com」をご覧ください)
● ルームシェアのコツ4
「その他に気をつけることは?」
共用部分の使い方や、生活スタイル、掃除、洗濯など、生活する上での決まりごとは、一緒に暮らし始める前に決めておきましょう。一緒に暮らし始めてから、「ああしよう、こうしよう」と決めるのもいいのですが、後からになるとなかなか言い出しにくくなることもあります。
ですから、できるだけトラブルを避けるには、最初に決めておくことです。決めておいた決まりごとは、キッチンなどの共用部分に張り出しておくといいかもしれませんね。
…金銭トラブルがもとでルームシェアが続けられなくなるケースが少なくありません。
ですから、「誰が買った食べものなのか」「お金はどう支払うのか」など、明確にしておくことや、「お互いの生活に一切関与しない」などの取り決めをしておいたり、退去時のことを最初に話し合っておくことが、ルームシェアがうまくいくコツですよ!
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「ルームシェアがしたい!(1)」
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