夏はエアコン、冬は暖房、と電気はよく使う。これがお金が掛からないとしたら? |
分譲住宅や分譲マンションの宣伝文句で「光熱費0の住宅」というのを見たり聞いたりしたことがありますか?限りある資源を大切にするため、また省エネのため、毎日かかる光熱費を安く済ませるために、できる限り自然のエネルギーを利用しようとするものです。
分譲住宅やマンションでは、かなり前から「光熱費0の住宅」に取り組んでおり、需要も高まってきています。もし、この取り組みが賃貸でもなされたなら?
実は、少しづつ賃貸にもこの動きがあるようです。
「光熱費0の住宅」とは?
太陽光発電とオール電化の販売促進を事業とする株式会社アサヒ給湯岐阜では、「光熱費タダ賃貸住宅」を供給しました。これは、エコキュート、IHクッキングヒーターを完備したオール電化の賃貸住宅なので、ガス代は一切かかりません。さらに、建物の屋根に太陽光発電システムを取り付け、自家発電を行って入居者の電気代もまかなうことができます。
この賃貸の特徴は、不足した分の電気代はオーナーが負担してくれるため、入居者は本当に光熱費(電気、ガス代)がタダになるというわけなのです。
ただ、そうすることによって入居者は電気を「使い放題」にしてしまう可能性もありますが、電気をあまり使わなかった家庭には、光熱費をキャッシュバックするシステムを設けて入居者の省エネに対する意識を高めてもらうようにしています。
アサヒ給湯では、年内に東海3県で約60棟の賃貸を供給する予定だそうです。
(※取材に行ってきますので、詳しくはまた紹介しますね!)