部屋探し・家賃/部屋探しの流れ

引越しするときに必要な手続き一覧(2ページ目)

新しい部屋を借りるとさまざま手続きが必要です。特に遠くに引越しをする場合には、忘れてしまった手続きがあるととても面倒なことになります。そんなことにならないよう、チェックリストを活用してくださいね。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

手続きはもれなく、忘れずに

とにかく手続きはたくさんある。中でも市町村役所関係の手続きは数が多い。一度に済ませられるよう、必要なものはなにか事前に確認を。学校に通う子供や赤ちゃんがいるなど家族が多ければ多いほど、手続きする種類は多い。引越し後に「あっ、忘れてた!」なんてことのないように。

必要な手続き一覧

□役所への届出
・住民票
役所に転出届けをもらう。引越しの約2週間前から受け付けている。届出には、印鑑が必要。また、引越ししたら、新居の役所に転入届を提出。このときは転出届と印鑑を持っていくこと。引越し後、2週間以内に済ませよう。

・印鑑登録
印鑑登録をしている場合には、旧住所の転出届を出した時点で末梢されるので新居でも新たな登録が必要となる。

・本籍
引越しを機に転籍(本籍の移動)をする場合には、一緒に転籍届けをもらっておくこと。

・国民健康保険
国民健康保険加入者は、新住所での手続きが必要。役所の福祉課に保険証を持って手続きに行くこと。

・国民年金
国民年金に加入している人は、新住所の役所で住所変更などの手続きが必要。印鑑と国民年金手帳を持っていこう。

□電気・ガス・水道の連絡
旧居の電気・ガス・水道の管轄営業所に電話連絡をする。料金が口座からの引き落としになっている場合には、そのまま続行することも可能だが、集金してもらっている場合には引越し当日までに精算してくれる。

同時に、新居の管轄営業所にも連絡をしておけば、引越し当日から使えるので便利。

ガスだけは開栓に立会いが必要。新居に備え付けてあるハガキを出しておこう。なお、Webでも手続きができる。

□電話
電話局か「116」に電話をして新住所と引越し日を伝えると、新住所の所轄局から工事予定日の連絡がくる。

□郵便局への連絡
届出用紙に旧住所・新住所を記入して届けておくと、約1年間郵便物を転送してくれる。

□運転免許証・車
住民票の転入届けをした後で、新住所を証明できるものを持って最寄の警察署へ。必要なものは、運転免許証。他都道府県からの移転の場合は顔写真も必要。

引越し後、15日以内に車庫証明を新駐車場所在地管轄の警察署に申請して取り、車庫証明、車検証、住民票、印鑑を持って陸運局へいこう。

□NHK、ケーブルテレビなど
NHK・NHK BSともに「0120-151515」に連絡をするか、近くのNHK営業センターへ連絡を。Webでも手続きができる。

ケーブルテレビに加入していた場合は、連絡をしてホームコンバータの回収手続きと保証金などの料金精算をしてもらう。新居でも利用する場合には、同じサービスエリア内なら加入権利の移動ができる。

□公立小学校・中学校の転校の手続き
まずは担任の先生に連絡をし、在学証明書、教科書給与証明書などを発行してもらう。それを持って、新住所の役所へ行き手続きを。発行された書類を持って、指定された学校での手続きを。

□銀行・クレジッドカード、保険などの住所変更
利用している銀行や保険会社に連絡をし、住所変更用紙を送ってもらって記入すれば、たいていは手続きできる。遠くに引っ越す場合は、近くの支店に移管したほうが便利なことも。その場合には、今までの支店か移管先の店舗に通帳と印鑑を持参して手続きを。

>>>必要なやることリストはこちら
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