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クイズに挑戦!脳を鍛える賃貸の常識(2)(2ページ目)

賃貸の基礎知識に引き続き、今度は建物の構造や仕様・設備についてのクイズです。全問正解した人は、かなりの賃貸通!

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド


[問題1の答え]
名前による構造の違いはありません。

そもそも、建物につける名前に明確な決まりはありません。地名やオーナーの名前、また気に入っている言葉などを使って建物名をつけることが多く、構造とは必ずしもマッチしていないこともあるため、鉄筋コンクリート造3階建てでも木造2階建てでも「△△ハイツ」や「××コーポ」という名前があるのです。
一般的に、構造では鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)ならマンション、木造ならアパートと分類され、コーポやハイツというとアパートのほうがイメージは近いようですが、最近では木造アパートと言ってもデザイン性の高いものも多く、見た目だけではどんな構造なのか分からないものもあります。名前だけで構造を判断せずに、不動産会社の担当者に確認するのが確実ですね。



[問題2の答え]
一般的に、マンションは構造的には100年住めると言われています。

アパート
ヨーロッパでは古いマンションも数多いけれど・・・

でも、実際には築100年のマンションなんてないでしょうね。それは、新築の建物が出てくると古い建物は人気がなくなってしまうため、借り手がいなくなってしまうのです。それでは困る大家さんが「住むことは可能」であっても、新しく建替えたり大規模なリフォームを行うため、古い建物はあまりないのです。ですから、「築25年」と書いてあっても、どの程度居住性をアップするためにリフォームされているのかがポイント。それによって、暮らしやすさは大きく変わりますので、きちんと確認してみましょう。賃料は新築に比べて割安なことが多いので、こうした物件を狙うのもひとつの方法です。



[問題3の答え]
「クロゼット」はハンガーパイプのついたもの、「物入れ」はないものを指すことが多いです。

収納
洋室にはクロゼットが主流。奥行きや幅などは現地でしっかり確認をしておこう

洋室タイプに多いクロゼットとは、最初から洋服をかけられるハンガーパイプが取り付けられているタイプのもので、「ウォーク・イン・クロゼット」と言えば、歩いて入れるほどの広さのあるクロゼットのことを指します。一方、「物入れ」「押入れ」は収納できる空間だけのもの。押入れは和室に、物入れは廊下や洋室に備え付けられたスペースです。でも、その大きさや奥行きは間取り図面では分からないので、現地で必ず確認しましょう。
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