ルームシェア・シェアハウス/シェアハウスの物件紹介・最新情報

究極の共同生活、「ドミトリー」の暮らし

友人や知人、さらには全く知らない他人との共同生活を楽しんでみたい、とルームシェアを希望する人が増えてきています。でもシェアする住居スタイルは、実はさまざま。あなたならどんなスタイルに住んでみたい?

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

自分以外の誰かとシェアして暮らす――彼氏・彼女との同棲ではなく、友人や知人、または他人と一緒に生活するルームシェアというスタイルは、以前は賃貸業界ではあまり受け入れられていませんでした。それは、そういったスタイルの契約を大家さんが拒んでいたから。
「2人で住んでいるのにもし1人が家賃を払えなくなったら・・・」「2人でシェアするなら、2人とも契約を交わさなければならないから面倒」など、大家さんにとってルームシェアは心配なこと。もちろん、欧米ではごく当たり前のこのスタイルは、日本人にとってはなじみが薄いものだったので、これまではルームシェアできる賃貸物件が少なかったのでした。でも、最近は違ってきています。

ドミトリーとは?


バッグパッカー
リュックを背負って世界中を旅するバックパッカーたちに人気のあるドミトリー。もちろん日本人でもOKの物件が多い

多くの外国人たちが家賃の高い日本で賢く暮らすために、シェアという居住形態を好みますが、「ドミトリー」もその一つ。ルームシェアが、部屋は個室でキッチンやお風呂などを共有する生活スタイルであるのに対し、ドミトリーとは個室はなく、相部屋であるのが特徴です。部屋には、2段ベッドがあり、4~8人程度が一緒に寝泊りするようになっています。外国人ハウスとも呼ばれる「ゲストハウス」と似ていますが、ゲストハウスは個室は確保されているため、ルームシェア(ハウスシェア)と同じような住居スタイルなので、ドミトリーとは区別されます。

海外を旅行して歩くバックパッカーには人気のドミトリー。首都圏でも、1ヵ月3~4万円程度で借りられ、一通りの家具や家電、また光熱費なども含まれていることを考えると、「お金を貯めたい!」「節約したい」などと目的意識がはっきりしている場合には、1日1000円くらいで住める部屋、と割り切ってしまえば、かなりお得なのではないでしょうか。
また、入居するときに通常必要な礼金・敷金などもほとんどのケースで必要ありません。最初に必要なのは物件にもよりますが、デポジット(保証金)と家賃のみ。それ以外には清掃代が必要なようです。

>>>ドミトリーのメリット、デメリットは?
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