新宿まで近く、通勤に便利の好立地。新宿新都心の夜景がきれいに見える外断熱マンションを取材した |
賃貸住宅の性能について、考えたことがありますか?それも「断熱」について。
何も難しい話ではありません。ただ、冬は暖かく、夏は涼しく過ごしたいと思うなら、こんな賃貸マンションに住んでみてはいかがでしょうか。
コスモスイニシア(旧リクルートコスモス)の方から「賃貸では珍しい『外断熱』を採用したエコマンションが完成したので見学に来ませんか?」との連絡を受け、早速取材に行ってみました。
「外断熱」って何?
「外断熱」という言葉は、テレビCMで知ってはいたものの、採用している賃貸マンションがあるとは思っていなかったので、興味津々。
まずは「外断熱」とはどういうものかを簡単に説明してもらいました。原理は至って簡単。従来なら建物の断熱は、コンクリートの内側(つまり部屋側。)に断熱材を入れるのですが、それを外側(外壁側)に入れること。
『資料提供:外断熱懇話会』 |
エレベーターを降りて行き、「ほら、ここを叩いてみてください。普通と違うでしょ?」と言われ、壁を叩いてみると確かに違うのです。本来、コンクリートなら硬いはずなのに、やわらかい音がする。これが「外断熱」だと体感できました(※)。外断熱にすると、躯体であるコンクリートの温度が昼夜の外気温の差によって変動しにくいため、室温に近い状態が保たれます。よって、冷暖房のスイッチを切っても、その室温の状態が保たれるわけなのです。
(※このマンションは、5階部分のみ例外的に外廊になっており、そのほかの階は内廊下になっている外側を断熱材ですっぽり包んでいる)
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