部屋探し・家賃/部屋探しの流れ

要注意!退去しても家賃が発生?

1年でいちばん引っ越しが多いのは、1~3月。賃貸のオンシーズンといわれる時期です。新居に引っ越すためには、今住んでいる部屋を退去しなければなりません。さてそのダンドリを整理しておきましょう。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

借りている部屋を退去するとき、やらなければならないことや必要な手続きなどをまとめておきましょう。

退去予告はいつするの?


最初に交わした契約書を見直してみてください。たいていは、契約書に「退去する場合には、○ヵ月前までに連絡すること」とか書いてあるはず。一般的には、1ヵ月~2ヵ月前に退去予告をすることになっています。つまり、
「退去します。」と連絡してから、1ヵ月~2ヵ月後までは賃貸借契約は続くのです。

となると、次のようなケースはどうなるのでしょうか?
(※「退去予告は1ヵ月前にすること」として契約していたとします)

ケース1:「気に入った部屋が見つかったから、1週間後には退去したいんだけど・・・」

もちろん、退去することは構いません。でも、契約書でかわした内容の違約金は払わなければなりません。たとえ、1週間後に引っ越したとしても、1ヵ月分は払わなければならないのです。

ケース2:「月の途中で引っ越ししたいけど、翌月末分まで家賃を払うの?」

契約書を確認してみてください。契約書に、「退去予告は退去日の1ヵ月前にすること」と書いてあれば、翌月末分まで払う必要はありません。解約を申し出てから1ヵ月後の同じ日まで払えばOK。でも、契約書に「翌月末分まで家賃を払う」と書いてあればそれに従うこと。

連絡は不動産会社?大家さん?


これも契約書で確認を。たいていは、最初に契約した不動産会社に連絡すればいいはずですが、まれにそれ以外のところに連絡することも(たとえば、管理会社や大家さんなど)。

>>>退去のタイミングで出費がかさむ!?
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