部屋探し・家賃/賃貸の間取り選びのポイント

選ぶならどっち?(2) 最上階×1階(2ページ目)

建物の最上階と1階―。人気があるのは最上階ですが、誰もが最上階を選ぶとは限りません。あえて1階を選ぶ人も多いのです。そのワケは?

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

◎1階を選んだBさんは?

――どんな部屋を選んだのですか?
Bさん:2階建てアパートの101号室を借りました。2階の真ん中あたりの部屋も空いていたのですが、それよりも1階の角部屋がよかったのです。家賃も2階より安かったのが魅力でした。

赤ちゃん
幼いわが子を抱き、ベビーカーを持ち、買い物袋を提げて階段を上がると思うと・・・?

――実際、住んでみていかがですか?
Bさん:我が家は小さな子供がいるので、1階だと便利ですね。2階だと荷物やベビーカーを持って上がるのは大変ですし、子供からも目が離せません。でも、1階ならその点安心できますね。それに、子供の足音が階下に響くのを気にする必要がありません。子供に「静かに、静かに!」と注意ばかりするよりも、自分たちが上階からの音を我慢するほうが気分的にも楽でした。

――困っていることはありませんか?
Bさん:防犯面はちょっと心配です。通行人が同じ目線なので、部屋の中を覗かれているような気がしてなかなか窓を開けていられないので、夏は暑かったですよ。また、道路を通る車の音もよく響いてきます。日当たりも、上の階よりは悪いような気がします・・・。





このAさんとBさんはライフステージが異なります。Aさんは独身、一人暮らしで仕事バリバリ。一方、Bさんは乳幼児のいるファミリー。ライフスタイルが異なれば、選ぶ視点が違うのも当然のことだと言えるでしょう。

>>>あえて「1階」を借りるメリットは何でしょう?
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