連帯保証人を頼まれたら?


これだけ責任の重い連帯保証人ですから、できることなら頼まれても引き受けたくはありませんね。一昔前までは、地方から上京する人は近くに身寄りがないため、勤務先の上司や上京先にいる親戚などに連帯保証人を頼むこともありましたが、最近では近くにいるかどうかということよりも、実の親子・兄弟など親族に頼むことが多いよう。債権者としても、債務者が払えなくなったとき確実に家賃回収できる人を希望するために、家族(親子や兄弟など)を連帯保証人にするのです。

子どもの笑顔
親子なら連帯保証人を引き受けるでしょうが、知人・友人の連帯保証人は・・・?
学生が部屋を借りる場合には、可能ならば両親が連帯保証人になるでしょう。自分の子供のためなら、親も連帯保証人になることは拒まないと思います。でも、友人や知人から連帯保証人を頼まれたらどうしますか?個人の価値観はいろいろありますが、私は連帯保証人にはならないことをお勧めします。頼まれたら断りにくいこともあるかもしれません。でも、連帯保証人が負うべき責任を考えたら、そう簡単に連帯保証人を引き受けてしまうことは、怖いことなのです。



賃貸の連帯保証人の場合、もし借主が家賃を払わなかったら当然代わりに家賃を払わなければいけません。その他、電気やガス、水道などの料金も滞納していたら代わりに支払う義務があります。また、借主がタバコの不始末などにより火事を出したり、故意・過失によって部屋に傷を残してしまうような場合には、借主と同じ責任を負うことになります。
自分が部屋を借りたわけではないのに、借主とまったく同じ責任を負う。これが連帯保証人の姿です。

誰かに連帯保証人を頼まれたとき、このことを思い出してみてください。そして、誰かに連帯保証人を頼むときもこの責任の重さを思い出してください。

ちなみに、必ず連帯保証人を立てなければならないのに誰にも頼む人がいない場合には、連帯保証人になってくれる法人があります。次回、このことをご紹介しましょう。

【関連サイト】
・連帯保証人は誰に頼む?

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