中古住宅購入の理由は?

こちらは築23年の物件をリノベーションした事例。新築と変わらない設備を装備することも可能。
リクルート総研が発表した「2006 リクルート首都圏契約者動向調査」の結果によると、中古住宅の購入を思い立った理由は、“新築に比べ価格が安いから”が圧倒的に第1位。多くの人にとって、中古住宅を購入するということは、新築に手が届かない人の代替手段として認識されているのが現状かもしれません。

しかし、中古住宅を“価格の安さ”だけに注目し、言わば逃げの姿勢で選ぶのはもったいありません。もっと楽しく、中古住宅に暮らす方法があるのです。その1つが、自分のライフスタイルや価値観に合わせて中古住宅を大改修するリノベーションという方法です。今回は、コストだけが理由ではない、もっとポジティブに中古住宅を活用する方法をお話しします。
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新築よりも高くつく?

「中古住宅購入+リノベーション」の不安点に、全面的に改修をするならば、新築を買うほうが結局は安上がりなのではないか?というものがあります。実際に、リノベーションにかける費用は千差万別で、一概にこうだと言うのは難しいところです。しかし、“新築か?中古物件をリノベーションをするか?”という比較を、コストで比べること自体が、そもそも難しいと言えます
例えば、趣味全開の家。CDのコレクションをカッコよく飾ったり、楽器をリビングに置いてしまったり!
もし中古住宅購入+リノベーションの費用が、新築住宅と同額だったとしたら?もしくは、新築を上回る金額だとしたら、いかがでしょうか?それでもリノベーションを選ぶという人達は確実に存在しています。どちらが安く手に入れられるか?というよりも、どちらが面白そうか?ワクワクできるか?このような価値観をもつ人たちが、ポジティブに中古住宅を購入し、自分仕様に改修しているようです。住宅取得後のライフスタイルにおいても、人生の変化に応じて家を作り変えたり、場所を移り住んだり、経年変化を楽しんでいる人達がいます。次のページから、そんな人達をご紹介しましょう。