「中古住宅を安く購入して、リフォームで手を加えて愛着あるマイホームにする」というケースは今では珍しいものではなくなりました。立地条件の良いところには、すでに住宅が立っていることが多く、また新築にするには非常に高価になってしまうため、「中古住宅+リフォーム」という組み合わせはジワジワ人気を集めています。

そこで今回は、実際に中古住宅を購入してリフォームされ、自分と家族のために素敵な我が家を手に入れた千葉県市原市のWさんの事例を元に、上手に中古住宅リフォームをするためのポイントや注意点をご紹介します。

家族中心の暮らしを求めて、思い切ってマイホームゲット!

中古住宅リフォーム
Wさんが見つけた家は、築28年経っているものの、立地環境の良い物件でした。
今回ご紹介するWさんご一家は、ご主人(30代)と奥様(20代)、そして娘さん2人(1歳11ヶ月、生後2ヶ月)の4人暮らしです。以前は2DKのアパートにお住まいでしたが、勤務先への通勤時間が現在と変わらないことなどを条件に物件を探していた結果、このたびめでたく、千葉県市原市内の中古住宅を購入し、リフォームされました。

マイホーム取得のきっかけとなったのは、今までのお仕事があまりに忙しすぎたこと……。どうしても出張が多くなりがちで、家族と過ごす時間をあまり取ることができませんでした。

家族をもっと大切にしたい、そして家族の夢をかなえたい……、そんな思いからWさんのマイホーム計画はスタートしていました。

夢を追い求めて、物件をじっくり眺めて予算設定!

今回のマイホームを考えるにあたり、Wさんご夫妻にはそれぞれ住まいに対する夢・希望がありました。ご主人は車が好きなので「ガレージのある住まいが欲しい!」、奥様は「家庭菜園ができる庭が欲しい!」というものです。

予算ももちろん重要です。Wさんご夫妻は中古住宅の購入とリフォーム、諸費用などをあわせた総費用を、2,000万~2,500万円として計画することにしました。

マイホーム取得に向けて、希望と予算が明確になったお二人は、インターネットなどを活用して、半年前から物件を探しはじめ、まもなく希望条件に合う物件を2つ見つけました。

しかし、そのうちの1つは下見を申し込もうとした時にはすでに売約済み。結局Wさんご夫妻は、残り1つの物件にターゲットを絞り、実際に下見に行くことになりました。

物件チェックはデジカメをどんどん使おう!

現場チェック中
住まいの現況や痛み具合、コンセントや電話回線の位置など、気になるところは後で見返せるようデジカメでどんどん撮影しておきましょう。
Wさんご一家が初めて対象物件を見に行ったのが、物件を探し始めてから約1ヶ月後のことです。当時ご主人はお仕事で大規模施設の工事管理をしていたこともあり、現場チェックはお手の物。愛用のデジカメを使い、気になる箇所を奥さんとともにどんどん撮影していきました。(後日談ですが、奥様の方が撮影枚数が多かったとのことです。)

自分で写真を撮ることで、不動産屋さんから提示される報告書や写真だけではわかりにくい建物の痛み具合や外観・間取りなども把握でき、商談を進めていく上でとても便利です。一般の方では説明のしにくい部分でも、撮影した写真を印刷しておいて、目印やコメントをつければ打ち合わせもスムーズになります。

さらに、物件購入後のリフォームイメージやプランを考える上でも、非常に役立ちます。間取り図面だけで家族会議をするのは難しいと思いますので、これらのデジカメ写真を有効に活用しましょう。

【教訓1】
デジカメは物件チェック時の必需品!
気になるところはどんどん撮影して、仲介業者やリフォーム業者との打ち合わせ資料にすべし。

次のページでは、Wさんご夫妻が予期できなかった業者とのトラブルについて、回避するためのポイントも含めてご紹介します