リフォーム費用/価格別リフォーム実例

中古住宅リフォームで叶える総額2,100万円マイホーム(4ページ目)

家族にピッタリの中古住宅を見つけ、上手にリフォームして住まう、そんな暮らしを手に入れたWさんご一家。果たしてどんな苦労とお金がかかったのでしょうか。実例に基づき、5つの教訓と合わせてご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

総額2,100万円。気になる費用の内訳は?

では気になる、今回の土地および中古住宅、そしてリフォームなどにかかった費用について見てみましょう。
費用総額
比較的土地と建物が安く購入できたため、総額2,000万円以内の予算を狙っていましたが、想定外の費用があったため、100万円ほどオーバー。しかし、大満足の我が家になりました。


「家具・家電購入」と「外回り配管交換」の費用は想定外!

点検用桝
建物回りを判断する上で、排水管点検用の「桝」というものがあります。これらをチェックするのも効果的です。
Wさんにお話を伺ったところ、想定外だったのは「家具・家電商品が意外と高かった」ということと、「給排水・ガス管の地面に埋まっている部分の老朽化を考えていなかった」ということでした。

確かに外観ではわかりにくい部分でもあり、建物内部の給排水管・ガス管については、水回り設備(キッチン、浴室など)の入れ替えと合わせて工事を計画していても、地中に埋設された配管について忘れてしまうことがあります。今回は施工時にの比較的早い段階で配管の腐食が見つかったので、早急なる対応ができましたが、Wさんにとっては想定外の出費で驚いた部分でした。

【教訓4】
配管設備についてはリフォームする部分だけではなく、建物全体についても一度調べてみるべし。
築年数が20年以上の場合は特に注意!!

一生付き合えるリフォーム業者と出会えた!

Wさんはこの取材の最後に「売主とはいろいろとありましたが、最終的には一生お付き合いの出来るリフォーム業者さんと知り合えたのは、本当に嬉しい出会いでした。」とお話ししてくれました。人生における最も大きな買い物を済まされ、その表情は安堵感に満ち溢れていました。

リフォーム業者との出会いも良かったのかもしれませんが、それ以上にWさんご夫妻が何度も工事中の住まいに足を運び、デジカメで記録を残していたり、営業担当や工事職人と気になる部分について打ち合わせをしっかりされていたのが、快適な我が家を手に入れる一番の秘訣だったように思います。

【教訓5】
工事中は業者任せにせず、現場チェックを忘れずに行うべし!
現場を実際に見ながらの打ち合わせなら、トラブルも大幅に防げる!

「家族との時間をもっと大切にしたい」、そんな思いからスタートしたWさんのマイホーム計画はまだまだこの後も続きそうです。予算に合わせて、少しずつ住みやすい我が家を作っていくのもとても面白いものです。皆さんも素敵なマイホーム作りのために、リフォームも一つの選択肢として参考にしていただければ幸いです。

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