身体のことを考えれば、できるだけ早めに
妊娠報告はいつごろがいいの?
妊娠してすぐに知らせる方はあまりいないと思いますが、あまりおそくなると周囲に余計な負担をかけてしまうことになります。
また、つわりがきつくて通勤がきつい日もあるかもしれません。妊娠の体調変化は人それぞれ。出産までまったく普通に仕事ができてしまう人もいれば、ごく初期から欠勤をしたくなる人もいます。また出血トラブルも妊娠に気づいてしばらくが多いのです。ですから、早めに上司や、一緒に行動している方に報告できればその方がいいと思います。
流産のリスクが遠のくのは3ヶ月の終わり頃
しかし妊娠のごく初期は1~2割の方に流産のリスクがある時期なので、その時期を過ぎてから報告するのがいいのではないかという考えもあります。流産のリスクが遠のく妊娠3ヶ月末あたり(妊娠11~12週)です。
出産後に復帰する予定ですか?
報告の時には、もう自分の決心が決まっているなら、産休、育休をとって出産後に復職したいのか、それとも退職したいのかについて伝えましょう。
産休までの月日はあっという間に過ぎます。早速それまでのプランを考え始め、同僚の方たちとのいいコミュニケーションを心がけていきましょう。
流産経験など不安のある方はなかなか報告したくないもの
流産経験者をはじめ、過去に、妊娠が中断した経験がある方は、周囲への報告はなかなかしたくないものです。その場合は、体調がよく、会社の方も大丈夫そうなら11~12週までゆっくり待っても。ご自分も、そこまではどこか半信半疑かもしれません。「いつまでに報告しなければ」というルールはありません。自分のケースに適したタイミングをみはかるのはワーキングマザーの初仕事です。
妊娠経過中も、育休復帰後の育児も、自分と赤ちゃんと2人の身体の都合によっていろいろな事態が起きるものです。その時のためのウォーミングアップだと思ってください。