買い物や長距離歩行に最適のシルバーカー

カゴ付きやバッグ付き、いす付きなど、シルバーカーにはさまざまな種類があります

カゴ付きやバッグ付き、いす付きなど、さまざまな種類が揃っているのがシルバーカーの特徴

「足元が弱くなり、杖だけでは不安定で怖い」という人にオススメなのがシルバーカー。カゴやバッグ、休憩用のいすが付いているものが多いので、買い物の荷物を重く感じるようになったり、長い距離を歩くと疲れを感じて休みたくなる人に最適です。

逆に、次のような方はシルバーカーの利用は危険を伴うので、オススメできません。

  • マヒや怪我などで片手が不自由
  • 手や指に不自由があり、ハンドルやブレーキの操作がうまくできない
  • 歩くときに後ろに傾きがち
  • 脚の力や身体のバランスが悪く、ゆっくり腰掛けられない

移動をサポートする介護用品は要介護者の歩く力に合ったものを選ぶのが基本。少しの支えがあったら歩ける方は歩行補助杖、ほとんど歩けない方は車いすの利用をオススメします。

歩行補助杖、車いすの選び方については、別ページで詳しく説明しています。それぞれ「歩行補助杖の選び方」「車いすの選び方」をご覧ください。
 

主なシルバーカーの種類

シルバーカーには、その形状や機能によってさまざまなバリエーションがあります。身体の状態やニーズに合ったものを選びましょう。

シルバーカーの主な種類は次の通り。

標準型シルバーカー
収納カゴのふたの部分が座面になっており、休憩用のいすとして使えます。

  • カゴ……アリ
  • バッグ……付いているものもアリ
  • 座面……アリ
  • 折りたたみ……可能なものもアリ


■ ステッキ型シルバーカー
ちょっとした外出に最適なタイプ。小型・軽量のため、自動車のトランクなどに入れて持ち運ぶのも簡単です。

  • カゴ……なし
  • バッグ……付いているものもアリ
  • 座面……アリ
  • 折りたたみ……可能


バッグ型シルバーカー
ちょっとした外出に最適なタイプ。ステッキ型ほど軽くはありませんが、安定性に優れています。

  • カゴ……なし
  • バッグ……アリ
  • 座面……無し
  • 折りたたみ……可能


4輪型ショッピングカー
日常的な買い物を主な目的にしており、座って休憩することはできません。カゴが大きいので、たくさん買い物をする方には便利です。

  • カゴ……アリ
  • バッグ……付いているものもアリ
  • 座面……無し
  • 折りたたみ……可能なものもアリ


ひじ置き型シルバーカー
ハンドル部分に肘を置いて、前かがみになって押しながら進むタイプ。安定性に優れています。

  • カゴ……付いているものもアリ
  • バッグ……無し
  • 座面……付いているものもアリ
  • 折りたたみ……不可

 

身体に合ったシルバーカーの選び方

目的だけでなく、身体に合ったシルバーカーを選ぶことが大切

目的だけでなく、身体に合ったシルバーカーを選ぶことが大切(画像をクリックすると拡大します)

身体に合ったシルバーカーを選ぶときのポイントは左図の通り。

また、前輪の数も大切なポイントです。前輪が1つのものは舗装されていない道でも歩行しやすく、2つのものは舗装された道を歩行する際の安定性が高いので、よく使うシチュエーションに合わせて選びましょう。

 

歩行補助やリハビリに役立つ歩行器

シルバーカーが基本的に室外で使うものだとすると、主に室内で使用するのが歩行器。歩行補助としてはもちろん、病院や自宅での歩行リハビリのためにもよく活用されています。歩行器は、主に次の3種類に分けられます。

キャスター付き歩行器
平らな床面を少しずつ押して進むように使います。

固定式歩行器
歩行器全体を持ち上げて歩幅の分だけ前に移動させ、次に歩行器に身体を預けるようにして片足ずつ前に進むように使います。

交互式歩行器
歩行器の脚の部分を左右交互に持ち上げて前に移動させ、それに合わせて片足ずつ前に進むように使います。歩行器が絶えず床面に付いているため、足元が不安定な方でも安心です。
 

介護保険を賢く使おう

シルバーカーや歩行器は、介護保険の「福祉用具貸与」の対象となっています。要支援1以上の方は1割負担でレンタルできるので、地域包括支援センターや担当のケアマネージャーに相談しましょう。

ただしシルバーカーについて「福祉用具貸与」の対象となるのは、利用者の身体が4つの車輪で囲まれた内側に入るタイプのものだけなので注意が必要です。



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