家財の保管や引越しなど工事以外の費用を抑える
引越し荷物だって相当な量です。トランクルーム費用や引越し費用も予算に入れておく必要があります。 |
さらにSさんは建て替え中の居場所について、車で15分ほどの距離にあるご主人のご両親の実家で同居することにしました。ご両親の実家もかなり築年数が経過しており、間取りも手狭でしたが、Sさんご一家もご両親も新居を楽しみにしていたので、しばらくの間我慢するということで、数ヶ月間の仮住まい費用(約50~60万円)についても節約できたのでした。
外構を残して上手に再利用
基礎工事中の様子。従来の外構を残して建物を解体しました(写真左下)。 |
こうすることで、建ち上がってくる新しい家とその予算を見極めながら、外構をそのままにするか、別途どのようなフェンスにするかを検討できるようになり、結果的に解体費用も節約できて、外構にかける費用も最小限度に抑えることができました(節約できた費用は処分費を含めて約20万円)。
エアコンなどの家電品もバカにならない
間取りや使用頻度を考え、旧家屋のエアコンを再利用することで、新規購入は最小限度に抑えました。 |
事前に取り外す工事費が発生しますが、それでも各部屋にそれぞれエアコンを新しく購入して取り付けることを考えると、かなりのコストダウン(約15万円)になりました。
次回「後篇」では、リフォーム発想だからこそできた、収納やキッチン、内装のコストダウンについて、Sさんご一家の経費削減総額も合わせてご紹介します。お楽しみに!
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