疲労回復法/疲れの原因・疲労度チェック・関連する病気

疲れが招く病気

仕事が忙しくて疲れを感じた場合は、睡眠を十分に取って、リラックスする時間を取ることが大切。疲れを解消せずにいると病気になってしまうことも! 疲れが招く病気をご紹介します。

執筆者:吉鶴 亜紀子

疲れを貯めたままにしておくと?

//imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/3/0/1/6/2/2/kazey.jpg
疲れが溜まってついに病気になってしまうことも!
仕事が忙しくて疲れを感じた場合は、睡眠を十分に取って、リラックスする時間を取ることが大切。逆に、活動量が低くて、少し動いたら疲れてしまうような場合には、昼間は積極的にからだを動かしたりして生活リズムを整えましょう。

疲れがあっても、からだの声を聞かずに同じ生活を続けてしまうと、疲れが蓄積して、ついには病気になってしまうこともあります。

例えば、交感神経が優位の状態が続くと、白血球の一種である顆粒球が増加し、からだのあちこちで、常在細菌と反応するために化膿性の炎症を起こします。さらに顆粒球自体が、活性酸素を吐き出して、組織破壊の炎症を起こしてしまうのです。そうなると、以下のようないろいろなトラブルが発生します。

■肩や背中の痛み
■にきび
■口内炎、歯槽膿漏
■胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
■便秘
■高血圧
■不眠
■がん
■蕁麻疹が出来やすい
■鼻水
■花粉症やアレルギー性鼻炎の慢性化
■慢性疲労症候群
■自律神経失調症

精神的にも、抑うつなどが生じることもあります。まずは、1週間ほどかけて、ゆっくりと休息をとること。軽い体操などをはじめて調子を取り戻します。(参考:『疲れをためない生き方』安保徹著)

疲労が続くようなら、内科や心療内科などの医療機関を受診しましょう!

ヘトヘトだけど今日一日だけは乗り切りたい! 二日酔いや徹夜明けでつらい…。今すぐ何とかしたい疲れの緊急ケア法をご紹介します!
    ⇒ 4. 疲れのスピード回復術 >>
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます