目覚めたときには問題解決?!
朝、ひらめきます |
ところが眠ることは、現実から逃避するだけではありません。眠っている間に、問題解決の糸口を見つけることができます。追想法 あるいは レミニセンス と呼ばれるスキルです。
眠る前に問題について考えておくと、目が覚めたときにヒントが得られることがあります。発明王・エジソンやノーベル物理学賞の湯川秀樹博士も、この方法からアイデアを得ていました。レム睡眠中に行われる、脳のメンテナンスに関係があるのではないか、と考えられています。
これを意図的に行なうのが 追想法・レミニセンス です。
まず、眠る前に、問題となっている事柄をよく考えてください。内容が具体的であればあるほど、成果は大きいといわれています。そして、自分なりに解決方法も考えてみてください。こちらは、深みにはまって袋小路に入らない程度にしておきましょう。
最後に、「次に目が覚めたときには、問題の解決方法を思いついている」と、強く念じます。ここで疑ってはいけません。この自己暗示が深層心理に働きかけて、問題解決のアイデアを探し出してくれます。