現実からちょっと逃げちゃえ!
ストレスには、ファイト・オア・フライトで対処しましょう |
辛いことが重なって気持ちが落ち込んでくると、何とかして現実から逃げ出したくなります。でも、遠くへ行くにはお金もかかるし、逃げたらその後がさらに大変です。
そんなときにすぐ逃げ込めるのが、布団の中。眠ることによって、現実から逃避する方法を 寝逃げ といいます。これは良い表現ですね。
寝逃げには、悩み事で一杯になった脳を、眠ることでしばらく休ませてリセットする働きがあります。また、時間が解決してくれる問題もありますから、「果報は寝て待て」の実践にもなります。
実際、寝逃げすると、眠る前より気持ちが落ち着いていることを、実感できることが多いようです。
とはいえ、辛いときには寝つきが悪くなりがちです。できるだけ寝室の環境を整えて、グッスリ眠りましょう。
寝室の温度は冬なら15~20℃くらい、湿度は50~60%が理想的です。照明はなるべく暗くして、暗闇が不安なら、豆電球のフットライトを使いましょう。騒音が気になるときは、好きな音楽でリラックスできるものを静かに流してみてください。