エアコンが睡眠の質を悪くする

夏には夏の眠り方があります

夏には夏の眠り方があります。暑くて寝苦しいからと、やみくもに温度を下げるのは禁物!

私たちの体温は、1日のうちに1℃くらい上下します。夕方から夜にかけて体温が最高になり、その後だんだん下がってきて、夜明けから早朝にかけて最も低くなります。

この体温の変化にメリハリが利いていると、ぐっすり眠ることができ、日中もしっかり目覚めていられます。

ところが、1日中エアコンのきいた部屋で過ごしていると、体温の変化が少なくなってしまいます。いわゆる「冷房病」といわれるもので、女性だけでなく男性にも悩んでいる人が増えています。

対策として、日中は室温と外気温の差を5℃以内にとどめたり、体を温めることが勧められています。少し厚手のものを1枚羽織ったり膝に掛けて保温するだけでなく、積極的に温かいものを飲んだり食べたりして、体の中からも温めましょう。漢方的には、ショウガなどの根菜類がお勧めです。また、夏でもカイロを使っている人もいますし、夏用のヒーターも市販されるようになりました。

夜になったら、ぬるめのお風呂に入りましょう。暑いとついシャワーで済ませがちですが、38~40℃のぬるめのお湯に20分ほど浸かっていると、手足の血管が開いて体温が下がりやすくなります。体温が下がると眠気が強くなるのが、自然の法則です。入浴にはリラックス効果もありますから、快眠には一丁二石です。ラベンダーやカモミールの精油を数滴、湯船にたらして、アロマバスにするのもお勧めです。