多くの人が求めるマクロビオティック
中 美恵さん KII認定マクロビオティッククッキングティーチャー。 KII認定マクロビクッキングスクール校長 ご主人は、KII認定マクロビオティックカウンセラーの中広行さん。 |
中 マクロビオティックを普及する主人と私の活動の原点であるマクロビクッキングスクールの生徒さんが、安心してごはんを食べられる場所がほしいという思いを形にしたもの、それが「マクロビカフェ」です。ですから、お客様の多くが「マクロビオティック」を実践している人、また関心をもってくれた人たちです。
では「マクロビオティック」をまったく知らない人に食べていただいたらどのような反応があるのか、受け入れてもらえるのかどうかを知りたくて、このクッキングサロンをオープンしたのです。東京は、やはり情報が集約されているところなので、多くの人に知っていただくには、東京で拠点を持ちたいと考えていました。
東京・南青山にある「mie's room」では、サロン形式のセミナーが開催されています。 |
南 クッキングサロンの活動を通じて、どのようなことを感じられましたか?
中 皆さんの反応から多くのことを学んだり、励まされたりしていますが、特に強く感じたことは、今多くの人が「マクロビオティック」の料理を求めているということですね。
例えば、「マクロビオティック」の料理とは知らずにクッキングサロンに来られて、料理を食べてから「私は、こんな料理を食べたかったんです」と言ってくださる方も多いんです。
レストランでは、こうはできないでしょう。やはり受け入れていただくために、ターゲットに合わせた形にアレンジすることも必要になりますから。けれどもこのクッキングサロンでは、純粋なマクロビオティック料理を食べていただきます。そしてほぼ99%の方に受け入れてもらえたと思います。
南 なるほど、それがレストランとの違いであり、だからこそ見えてくることがあるわけですね。