すべてお膳立てしないからこそ知恵がつく
ホームページでは、雑穀を活用したレシピが豊富に揃っています
キットの内容は、レトルト食品のようにあたためればOKというように、すべてお膳立てされているというわけではありません。例えばハンバーグなどは、必要な分量の雑穀はブレンド、計量されていますが、家庭に常備されているような調味料や生鮮品も必要です。また麩をつぶす・雑穀を茹でるというプロセスもあります。
こうしたプロセスがあるからこそ、雑穀をどう扱うかが習得でき、また取り合わせの相性や調理を工夫するようになるわけで、ここにいたるまでの導線がきめ細かく配慮されていると思いました。
ホームページで紹介されている、アマランス入りのもちもちしたピッツァ
購入者からは、栄養価が高いのでごはんに混ぜて食べていたけれど、「雑穀」をメインディッシュに使うという発想に驚いたり、おいしくいのでもっとレシピを知りたい、などという声も多いそうです。
生産者と消費者の繋ぎ手に
「coku*mi」シリーズのほとんどが国産。信頼できる生産者を厳選しています。
岡常商事では、「雑穀料理」を啓蒙したいという思いと同時に、生産者の利益の正当性も含めて商品が設計されていること、そして「不作の際には欠品させてでも、納得のいかない商品はお客様に売らない」というスタンスが、生産者たちに共感され信頼関係ができているとか。「coku*mi」の雑穀はホワイトソルガムとキヌア以外は、基本的に国産であり、トレーサビリティがきちんと管理されています。
近年は、「安全・安心」に対する消費者の目線は厳しくなっており、産地の情報はもちろん、誰がどのような思いで作っているのかという情報をサイトで発信し、またお客様からの反応を生産者様にフィードバックすることで、生産者のモチベーション向上にもつながっているそうです。こうした信頼関係の上に成り立つ「安心感」もおいしさの一つだと思います。
「coku*mi」
雑穀レシピ(coku*mi)
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