食事は、作る人との対話
一日一組限定のカフェは、たった一人のお客様からでもOK。そんな効率のよくないカフェをしようと思ったのはなぜですか?とお聞きすると・・・、「以前マクロビカフェで働いていた頃、お昼休みの限られた時間であわただしく食事をして帰っていかれるお客様をたくさん見てきました。普通の飲食店なら、 ランチタイムに何回転できるかと、利益率や効率を優先して考えると思うのですが、そういうお店はたくさんあるし、私はゆっくり時間や空間を楽しんでもらったり、お客様とむきあいたいと思うのです。
私も人に作ってもらったお食事をいただくことがありますが、その料理をいただくことは、その人とむき合っていることだと思うんです。私の炊いた玄米ごはん を通じて、食べてくれる人と対話している。そんなふうにゆっくり味わってほしいのです。」と語る岡谷さん。
レッスンやカフェで使用している食材を販売。関西ではこちらでしか買えない、生産量が少ない貴重な隠岐白鳥のアラメなど、生産者の顔が見える厳選食材を購入できます。
「お弁当や料理教室、カフェ、イベントと、バラバラなことをしているようですけど、すべて繋がっていて一つも外せないのです。
お料理教室は、お弁当を毎日楽しみに買ってくださる方が、自分でも作ってみたいなと思って参加してくださるようになり、お友だちとゆっくり楽しみたいからとカフェを予約してくださったり。カフェに来られるお客様は、マクロビオティックを知らない方も多いのですが、素材がしっかり感じられておいしいと喜んでくださって、レッスンにも参加されたりすることもあります。
マクロビオティクのお料理やスイーツ、ベジタリアンフレンチ、アロマセラピーなど、カラダとココロを大切にするモノ・コトとの出逢いの場です。
例えば一つのみかんを誰がどんなふうに作っているのかを知ると、そのみかんがとても特別なものに思えて大切に食べようと思えるでしょう。つながりの大切さを伝えられる場にしていきたいと思っています。」とにこやかに語る岡谷さんは、忙しくてもココロもカラダも元気そのもの、毎日を丁寧に暮らしているようでうらやましく思いました。
私たち日本人の食卓は本当に豊かで、カラダにいいとか、悪いとかよく話題になりがちですが、それ以前にもっと大切なことがあるはず。まずは命をいただく食事に感謝したり、その食べ物がどのように作られているのか、思いを馳せることも心がけたいものです。
セレンディピティ料理教室では
・初心者にオススメ「初めてのマクロビオティック」
・レシピを増やそう「季節のレシピ」
・スイーツもマクロビオティック「スイーツパレード」
・オシャレで美味しい「ベジタリアンフレンチ」
の4コースが開催さてれいます。詳しくはお問い合わせを。
Serendipty(セレンディピティ)料理研究所
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