ベジタリアンは栄養的に問題がある?

Q ベジタリアンを実践する上で、栄養面で問題はありませんか?

A 2003年6月にアメリカとカナダの栄養士会が協同で、ベジタリアンの食事について新しいガイドラインを発表しました。それは、今までの様々な研究内容を検証し、ベジタリアンの食事のメリット、デメリットの両方を考慮し、専門家としての見解を示したものです。

それによると、「適切に準備されたベジタリアン食は、健康に有益であり、必要な栄養素を満たしており、いくつかの疾患の予防や治療にも利点がある」とのことです。


上の図のようなフードガイドピラミッドに従った食事であれば、必要な栄養素の所要量は満たされています。

確かにカルシウムや鉄分など、植物性のものは動物性のものよりも吸収しにくい部分もあるのですが、それをきちんと考慮してメニューを考えれば問題はありません。

よく言われるように、ベジタリアンに不足しがちな必須栄養素はビタミンB12ですが、ビーガンなどの一部のベジタリアンは、ビタミンB12、ビタミンDなどの特定の栄養素は、サプリメントなどで利用することが推奨されています。乳・乳製品と卵を摂取するタイプのベジタリアンであれば、それは心配する必要はありません。

ベジタリアンを実践する理由

Q ベジタリアン人口が増えている理由は、何だと思われますか?

A ベジタリアンになる理由は様々で、以下のような理由があります。
●健康増進・維持のため、
●エコロジーへの配慮
●動物愛護のため
●その他、宗教・信条・思想などの理由の
仏教、道教、キリスト教、ジャイナ教、ヒンズー教などの一部では、因果応報、慈悲・博愛、心身の清浄化などの観点から菜食を勧めています。

最近増えている理由としては、健康のため、そしてエコロジーへの配慮という2つの理由が多いように思います。