体は食べ物で作られている
とはいえ、人間は何か食べたり飲んだりしなければ生きていくことはできません。栄養とは「健康を増進させ、栄えさせる」という意味があり、1日数回食事で食べたものの栄養素や成分が取り込まれることで、生命活動を支え、体をつくったりします。さらに物理的に栄養補給をするだけでなく、おいしいものを食べた満足感や、家族で食卓を囲める充足感等も得られ、精神的な「健康」を支える意味もあり、食事は、「健康」に大きく影響します。1日くらい食事を抜いたり、栄養バランスが偏っていても、人の体はすぐに具体が悪くはなりませんが、日々の積み重ねが大切なのです。
例えば、食事を抜くような無理なダイエットを続けていると、栄養不足から貧血や冷えなどの体調不良になったり、若くても骨粗鬆症になるなど、様々な健康障害を引き起こします。もちろんダイエットだけでなく、肥満や疲れやすい、便秘しやすいなどの病気とまではいえないような体調不良も食生活の乱れとつながっていることがあります。健康維持・増進するために、日々の食事をコントロールすることはたいへん有効なアプローチです。
食生活については、
「食事バランスガイド」で食事をチェック
をご参考になさってください。
食事の栄養については、
「療養食・予防食」
や
「栄養の知識」
をご参考になさってください。