介護/介護タクシー・その他サービス

介護保険制度 基本の「き」Vol.2 低コストでリフォームしよう!(2ページ目)

トラブルが多発しているバリアフリーリフォーム。お金をかけたうえに欠陥住宅になっては元も子もありません。介護保険の賢い利用方法や、欠陥住宅にしない知恵を満載しました。

執筆者:西川 敦子


麻子 
最近、欠陥住宅の話題がよくテレビで取り上げられているけどどんな業者に頼めばいいのかしら、不安だわ。
夫 
ケアマネージャーさんに任せるだけでなく、僕もいろんな業者を探してみるよ。よさそうな業者を見つけたら数社同時に見積もりを取ってみるのも手だね。ショールームを見学するのもいいかも。
麻子 
悪質な業者も多いっていうから、よく見きわめなきゃね。


●事件ファイル


◆バリアフリー改修でかえって欠陥住宅に!?
・当初の説明と食い違い、段差25センチの上がりかまちが20センチにしか縮まらなかった
・いい加減な位置に手すりが取り付けられ、使用できない
・トイレの大きさが不十分!車椅子での使用ができない


◆こんなトラブルも多発!
・不必要な屋根瓦やサッシの修理などをされ、高額な費用を請求された。しかも工事中にあやまって部屋の中のものを壊された
・着工日になっても業者が現れず、工事が遅れている
・20万円以内でおさまるという説明だったのに、上回る金額を請求された


バリアフリーリフォーム業者検索はこちらから


●こんなポイントに注意を


・こちらの話をよく聞いてくれるかどうかチェックを
・バリアフリー改修工事の実績をチェックを
・不満や要求を聞き入れてくれるかどうかチェックを
・見積もりで不明確な箇所(諸経費など)があれば、納得がいくまで説明を求める
・希望してない工事を勧められた場合は、なぜ必要なのか、どんな工事内容なのか
よく問いただす
・大掛かりな工事の場合は、一級建築士などをセカンド・オピニオンとして立てるとよい


契約をめぐる法律を知ろう
国民生活センター 契約をめぐる知識


業者選びも大切ですが、リフォームの要は、あくまで本人と介護者の使い勝手。自ら改修に取り組む姿勢が大切です。相手任せの工事はトラブルのもと!あとあと泣くことになりかねません。ぜひご注意を・・・。


【関連サイト】
住宅リフォーム
バリアフリー建築 from AllAboutJapan 「建築家」サイト
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で介護用品を見るAmazon で介護用品を見る
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