アトピー性皮膚炎/アトピー性皮膚炎の予防法・治療法

【アトピーグルメ&クッキング その1】 「コンビニ弁当」の食品添加物

わたしたちの身近にある「コンビニ弁当」。値段のところにある原材料のなかに表示されているものはどういったものなのか。例をとりあげます。

執筆者:中村 曜子


【アトピーグルメ&クッキング】では健康な身体を保つための食に関することをアップしていきたいと思っています。身体にやさしい食事をつくっているレストランや食材を売っている場所、買い物する際に気をつけた方が良いことなどを取り上げていきます。
記念の?第1回はわたしたちの身近にある「コンビニ弁当」です。

わたしたちの身の回りの食品をみてみると、「添加物」といわれるものが含まれている食品が多いのが目に付きます。昭和40年代ぐらいから食品に対してしようされることが多くなりました。こういったものが、身体のため、アトピーのために良いわけがありません。しかし、現実的には、ものがあふれている今の現状から、100%除外するのは無理でしょう。
そこで、コンビニエンスショップで売られているお弁当、いわゆる「コンビニ弁当」ですが、商品に張ってあるラベルに添加物の記述がありますから、よくみて、添加物のあまりはいっていないものを選んで買うようにしたいですね。

◆ 「酸化防止剤」とは? ◆

ある日のコンビニ弁当、トロをごはんにのせてあるお弁当を買ってみました。そのお弁当の原材料の表記には、「酸化防止剤」という添加物が入っていました。これは、意外と他のお弁当やレトルト食品に入っていることが多いので、取り上げてみることにしましょう。

「酸化防止剤」は、いわゆる「保存するためのもの」で、「腐敗」や「微生物の繁殖を防ぐ」ものです。肉や油脂といったものはすぐに酸化しやすく、酸化脂肪という物質に変化をします。酸化が進むと、過酸化脂肪になります。この過酸化脂肪は発ガン性が非常に高いものです。酸化防止剤は、こうならないために使用します。もちろん安全基準をみたす量を使用しているため、すぐに身体に害はありません。ですが、健康のことを考えると、いくら安全といっても、毎日こういった化学的なものが身体に入っていたらいかがなものでしょうか?身体や皮膚のためには良くないことは事実です。もし基準の量以上のものがを身体に入ると、皮膚疾患、生殖異常、発ガン性が強くなる、不妊症の原因などの実験結果が報告されています。入っていなければないほどよいといえるでしょう。

◆ 酸化防止剤の種類 ◆

酸化防止剤の種類として、主なものは、L-アスコルビン酸、エリソルビン酸、カテキン、ジブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソールなどがあり、それぞれの食材に、適宜使用します。

最近、都心ではナチュラルなものを扱うコンビニエンスショップが出店しはじめており、このようなお店が、他の都市でも出店することを願わないではいられません。

★文中でご紹介したリンク
酸化防止剤(KOMOのこんぶページ)
L-アスコルビン酸(蛭子ミコト)
カテキン(みちゃい缶 缶缶辞典)
ブチルヒドロキシアニソール(仙台市宮千代加藤内科医院のホームページ)
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