◆スキンケアの方法◆
★洗い方
1. 顔はもちろんですが、身体全体を洗う場合、肌にやさしい洗浄剤を選んで、まずは泡立てるようにします。肌表面を泡で覆い包むようになでるようにして洗います。決してごしごしと磨くようなことはしないでくださいね。中心から外に向かうようにします。
2. 身体を洗うときには垢こすりのようなものは必要ありません。やはり洗顔と同じで、洗浄剤をよく泡立てて泡でなでるようにして洗います。
3. 洗顔も身体も洗浄剤で洗った後は、必ず洗浄成分を肌に残さないように、たっぷりのお湯で流しておきましょう。これはわかっているようでも、できていない人が多いようです。残っていると肌のかゆみや荒れにつながっていきます。そこには細菌をよせつけやすくなります。
4. お風呂からあがったら、油分の補給に入るわけですが、身体全体に水分が残っている時におこなうと馴染みやすいようです。そこがまたポイントとなります。
★油分の補給方法
1. 使用する量
夏に入っていくこれからの時期は、油分は冬より少なめとなります。その代わり水分を多くして、油分が十分に広がるようにしましょう。オイルは夏場は約1滴ほど、クリームはベタベタしない程度の量です。
2. 使用方法
オイルの場合は、肌に水分が残っているうちに、手に約1滴ほどを落として、両手にのばし、顔を包み込むように軽くぴたぴたとつけていきます。
クリームはべたべた感が残らないようにのばしましょう。
3. 注意
量はその時の乾燥状態、その人それぞれの適切な量をつけるのがベターで、つけすぎは禁物です。時間が経ってから、肌に浸透してしっとり感が出ていたらそれでオーケーです。
製品は肌にやさしいものを使用するようにしましょう。
こうしたスキンケアを続けることによって、皮膚の新陳代謝もよくなり、アトピーが改善される人も多いようです。
水分と油分のバランスは、夏は特に気を遣わなければいけないのです。そして、少しでも気を使ってケアをしながら、この夏に向かって、少しでもきれいな肌を取り戻しておきましょう。
どんなスキンケアのものを使用したらいいかはアトピーのスキンケアを参考にしてみてください。これが全てというわけではないので、肌になじむものを探してみましょう。
◆注意すべきこと!◆
かなり重症の方は、とくに表面上の治療(ステロイドなどの外用剤、かゆみをとめておくなど)を施す必要があるかもしれませんので、スキンケアには注意が必要です。傷口などがふさがったら、その後はなるべくスキンケアで自分の肌を守り、きれいになった肌を少しでも保持していくことが大切です。
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