糖尿病/糖尿病の食事療法の基礎知識

カロリー計算が苦手?秘訣がありますよ!(2ページ目)

4月から40歳以上の健保組合加入者に対し、メタボ予防の特定検診、特定保健指導が始まります。そこで、カロリーオーバーで責められるであろう(?)友に、やさしい方法をアドバイスいたします。

執筆者:河合 勝幸

カロリー計算が苦手な人のキーポイント

健康的な食事を長く続けるためには、ざっくりと無理のないカロリー把握をすることが大切。以下のポイントを押さえて、上手なカロリーコントロールに励みましょう。

1. 低カロリーで腹持ちがいい食品を選ぶ。
小麦の全粒粉の中にはフスマが25%も入っています。と言うことは、全粒粉のパンやパスタは同カロリーなら少し多めに食べられますし、とても高ファイバーです。玄米やオートミール、なによりも豆類がお薦めです。

2. フライものは避ける。
油で揚げた料理はおいしいけど高カロリーになります。

3. 肉を食べる時は脂身の少ないところを、少なめに選ぶ。
赤身の肉でもかなりの脂肪が含まれています。目で見える脂は取り除いて、肉はトランプ1組の大きさで十分。重さにして100gもあれば良し。

4. 乳製品はローファットを選ぶ。
牛乳もヨーグルトもチーズも脂肪分に注意。

5. ファストフードはあきらめよう。
2つの理由があります。ハンバーガー、チキンナゲット、フレンチフライ、ドーナッツ、フライドチキンetc みんな高脂肪食品です。そして2階建て、3階建てのハンバーガーは"お値打ち"商品のように見えますが、実はとんでもないカロリーが隠されています。

いかがですか? こんな簡単なルールでも意外と低カロリーになりますよ。
私はカロリー計算はしませんが、週イチの体重計測で食べ過ぎをチェックしています。ところで低カロリー食の泣き所は"おいしくない!"ことにつきますね。

ですから、わが家の食卓にはエキストラ・バージン・オリーブオイルがいつも用意されています。ひと味不満なときは、ヘルシーオイルで補うようにしています。

関連リンク
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます