アメリカの調査によると、1型の子供を持つ親が就寝中の子供の低血糖をチェックするために毎晩午前3時頃に血糖測定することが明らかにされましたが、この装置があればその心労から解放されると期待が高まっています。
もちろん、無自覚性低血糖が起きる人には願ってもない味方ですし、胎児のためにタイトコントロールが望まれる妊娠糖尿病のある女性、あるいは出産希望の糖尿病者(女性)、血糖値の上下で思考力、判断力に影響を受けてはいけない仕事に従事している人たちに役立つのは間違いありません。
自動連続で血糖値をモニターしながら、インスリンポンプが『考えて』インスリンを自動注入できれば、埋め込み型の人工すい臓を待つまでもなく糖尿病者にとって夢の人生が実現します。そのための大いなる一歩前進ですね。
なお、この連続自動測定器は1型でも2型糖尿病者でも使えるようになっています。
この測定器の正式な名称はGuardian(TM) Continuous Glucose Monitoring Systemです。
□関連サイト
Guardian Continuous Glucose Monitoring System(英語)
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