文教地区に商業施設も含めた大規模な街づくり
つくばエクスプレスの新駅が誕生した柏市の「柏の葉キャンパス」駅周辺エリア。昨年秋にららぽーと柏の葉も開業し、商業利便性が高まりました。もともと、東京大学柏キャンパスや千葉大学環境健康フィールド科学センターなど、文教地区として街が造られているエリアでもあります。柏の葉公園なども身近な、恵まれた地の駅前に誕生するのが、パークシティ柏の葉キャンパス一番街(柏市 三井不動産レジデンシャル) です。パークシティ柏の葉キャンパス一番街の完成予想図。駅を挟んですぐにららぽーと柏の葉がオープン。商業利便性も享受できる複合再開発エリアに立地。 |
この街の特徴は、産・官・学・民が協調して「キャンパスタウン構想」による新しい街づくりが進行していることです。
同駅周辺は、「柏都市計画事業柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業」にあたり、千葉県が主体となって施行面積272.90ha、計画人口約2万6,000人、事業完了予定平成23年3月31日となっています。
同プロジェクトの魅力は、すでに公園や大学、商業施設などの既存のインフラが整っている上での駅前再開発であること。区間快速停車駅で秋葉原に28分、北千住に15分で結ばれ、都心とのフットワークも軽快です。
広々したバルコニー「ソラリウム」など新提案も
パークシティ柏の葉キャンパス一番街の間取り図(A-91タイプ)。ワイドスパンで開放感あるつくりが特徴的。 |
例えば、住戸専有部分では、奥行3mのバルコニー「ソラリウム」を提案。平均約8.4mのワイドスパンプランから得られる、開放感あるリビングが広いバルコニーと合わさり、家族で寛げるスペースとなっています。
ツーウエイ動線や3方向から入れるマルチクローゼット、オープンキッチンなど家族の動線や視線にも配慮。天井高もリビングは約2.65m(下り天井除く)。2.3mのハイサッシュと合わせ空間のゆとりも感じさせます。
以前の記事でも奥行のあるバルコニーの開放感の魅力を紹介しましたが、ワイドスパンやハイサッシュ、高い天井高で、住み心地は更に増すのではないかと思います。
共用部にも街区の中央にセントラルパティオを配し、住民間のコミュニケ-ションを促進させる、コミュニケーション棟も配置しています。
パークシティ柏の葉キャンパス一番街の敷地配置図。自走式駐車場100%以上など共用部にも注目。 |
引き続き次のページで「市川駅前再開発タワーマンションプロジェクト」を紹介します。