供給の郊外回帰が鮮明になった2006年のマンションマーケットの中で、首都圏において今後供給が増えそうなエリアが千葉県。その中でも徐々に供給が活発化しているのが千葉駅周辺の湾岸エリア。グランド跡地や工場、倉庫街が再開発によって徐々に住宅街として変貌してきています。今後供給が活発化しそうな千葉みなと・千葉中央・蘇我を中心に開発動向を紹介します。

再開発で供給増加傾向な千葉市湾岸エリア

千葉マリンポート
千葉市中央区の湾岸沿いは、再開発の期待の大きいエリア。千葉港に面して建設される千葉マリンコート
工業市場研究所発表の月別供給概要によると、4月の千葉県の供給戸数シェアは、2002年以降最大の19.9%でした。東京近郊エリアの用地難から、郊外エリアへの供給シフトが鮮明になるとともに、分譲価格の上昇から需要減もあり得る中、比較的価格の安い千葉エリアは、首都圏の中でも供給が増える可能性が高いエリアです。

■千葉みなと駅周辺エリア(海への近さが魅力)
千葉みなと周辺は、JR京葉線で都心へのアクセスの良いエリア。千葉みなと駅前は、都市再生機構の土地区画整理事業(セントラルポート千葉)が進行中。集合住宅やホテル、商業施設の開発、駅前ロータリーや車道・歩道の整備によって、一帯が整備され、景観も機能性も安全性も一新される。また、入り江にも港湾整備構想が提案され、緑地帯などの整備が期待されているエリア。約28haの広さのポートパークも程近く、そこは人工海浜や約11万本の花木などが施され散策コースにもなっています。夏には、千葉市市民花火大会も千葉港で行われます。

空地も多く街としての完成度としてはこれからのエリアですが、その分将来性はあると思います。現在は、京葉線の海側や、市役所側周辺に数物件販売中です。

千葉マリンコート
マリンブルーにあった明るい外観の千葉マリンコート
千葉マリンコート(鹿島建設 千葉みなと駅徒歩2分)は、区画整理地内の一角に建てられる、海まで1分総戸数210戸のシーサイドマンション。全戸分の駐車場やゲストサルーンといった共用スペックも魅力ですが、ロケーションがら、リビングの眺望(夏には花火大会も見える)が魅力でしょう。ゆったりした100m2の部屋が特に人気のようです。

その他にも、ワイドスパンが魅力のレクセルシティ千葉(扶桑レクセル 千葉みなと駅徒歩8分)、総戸数395戸で、共用施設の充実が魅力のハーバーレジデンス(総合地所 大東通商 新日本建設 千葉みなと駅徒歩12分)など、今後の供給も多彩です。

次のページでは蘇我・千葉中央の供給動向について、紹介します。