糖尿病/プレ糖尿病・糖尿病予備軍

糖尿病予防プログラム(2ページ目)

アメリカで3年にわたり、生活習慣改善と血糖降下剤のどちらが糖尿病の発症を予防できるかという研究が行われました。5%の減量と1日30分のウォーキングが劇的に発症を遅らせることが分りました。

執筆者:河合 勝幸

今回の研究は今後のデータ分析で臨床応用に更に有効なものになるでしょう。
とても糖尿病になりやすい人達でも、だれでも出来そうな減量とエクササイズで発症を半減できた事実は大いなる希望を与えてくれました。また、生活習慣改善の効果は65歳以上のシニア層に絶大なものがあったのも驚きです。何とこれらの人達では71%も発症のリスクが低下したのです。
減量は初年度は7%のノルマでしたが、2年目以降にリバウンドがあって結局多くの人が5%の減量となりました。
食事療法はありふれた低カロリー、低脂肪食の指導です。
いかがですか?7%の減量ならなんとか出来そうですね。
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