寝たきりになる原因第2位!
寝たきりになる原因第2位!
高齢化が進んでいる現在、骨がもろくなる骨粗鬆症は70歳代後半では男性の20%、女性では50%にも及びます。

寝たきりになった原因として、脳血管障害に続いて骨折・骨粗鬆症はなんと2位!(右図)。いつまでも自分の足で歩いて、元気にすごしたいですよね。

でも、骨粗鬆症って一体どんな病気で、どうすれば予防できるのでしょうか? 今回は骨粗鬆症特集です。


骨粗鬆症ってそもそも何?

骨粗鬆症ってそもそも何?
骨粗鬆症ってそもそも何?
簡単に言ってしまうと骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。

右の図をご覧ください。左側が正常な背骨の断面図です。背骨は硬いスポンジのようなものだと思ってください。これが年齢にしたがってスカスカになってしまい、つぶれやすくなってしまうのです(右側)。

もっと詳しくご説明します。骨にはたくさんのカルシウム(骨重量の約50%)が含まれています。でも、骨に含まれるカルシウムなどの量(骨量)は年齢とともに減ってきます。そして骨量が減少すると、骨の中の構造が壊れ、骨は非常にもろくなり、折れやすくなるのです。


骨粗鬆症の原因を教えて!

女性は、女性ホルモンが骨量を保つ役割をしているので、閉経後、かなりの率で骨そしょう症になります。(60歳代では3人に1人、70歳以上になると2人に1人)また、子宮や卵巣を手術などでとった方も同じ理由で骨粗鬆症になりやすいので要注意です。もちろん男性も年齢が上がるにしたがって骨粗鬆症になりやすくなりますが、女性ほど顕著ではないのが特徴です。

また、ダイエットの回数が増えるとその分骨粗鬆症になりやすく、若い時の骨量と運動歴の有無が重要です。その他、遺伝、カルシウム不足、ビタミンD不足(腸でのカルシウムの吸収にビタミンDが必要)日光浴不足(ビタミンDが働くために日光が必要)、運動不足、喫煙、過度のアルコール、カフェイン、食塩、糖分などの偏った食事、ストレスなどです。

現在、日本には1,000万人以上の骨粗鬆症患者がいると推定されています(8割が女性)。ところが、恐ろしいことに骨粗鬆症は、腰痛、背中の痛みといった症状以外、自覚症状が少ない病気です。今までは骨折して初めて気づくことも多かったようです。骨折の場所は背骨か、大腿骨(ふともも)、手首の骨が多いです。


次のページでは、骨粗鬆症の症状チェックリストです!チェックしながら、どんな症状が骨粗鬆症なのかを想像してみてください。>>