▼買い物中毒

必要もないものをつい買ってしまう衝動買いはありふれた事ですが、イライラしたり、落ち着かなくなる度に、デパートへ直行となってしまうと中毒レベルかもしれません。本格的な中毒になると、部屋の中に、値札がついたままの品物が何点もあったり、クローゼットを開けると、一回も着たこともない服がずらりと並んでいたりします。また、買い物中はスカッとしても、家に帰って、買ってきたものを見ると、我に返って、自己嫌悪に陥ってしまう事が多いです。

今回は、どうしても買わずにいられない「買い物中毒」という心の病気についてお話します。


▼買い物中毒は病気?

買い物中毒をうつ病などと同列に扱うのは、大げさすぎると思われるかもしれませんが、買い物中毒が原因で仕事や家庭で生じるようなことになると深刻な問題となります。

例えば、買い物中毒が度を過ぎてしまうと、買い物への出費が家計を圧迫します。それがエスカレートすると借金が支払い限度を超えてしまい、自己破産になると自分ではわかっていても、衝動買いをやめることができません。また、買った物を家族に隠したり、うそをついてしまい、後でバレて、信頼関係にひびが入る事も少なくありません。

他の心の病気と比べると、衝動、欲求のコントロールに問題のある、ギャンブル依存、過食症、アルコール依存といったものと似ています。


▼買いたい衝動をおさえるには?

いくつかヒントをあげますと
・現金払いにする。
・クレジットカードを1つに整理する。
・TVショッピングの番組や通販カタログから遠ざかる。
・買いたい衝動が強くなったら、散歩またはエクササイズをして、衝動を抑える。

しかし、本格的な中毒が疑われるなら、精神科または神経科などで、専門家に相談するのが良いでしょう。また、抗うつ薬のSSRIに属する薬が、治療に有効というスタンフォード大学の研究報告もあり、治療薬に関する研究も進んできています。


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