うつは早期治療で解決! |
ですから、うつになったら、なるべく早く、精神科を受診するのが大事です。うつ病は代表的な心の病気ですので、精神科(神経科)のある病院、クリニックならどこでもOKだと思いますが、精神科は何となく敷居が高く、行きづらい方も少なくないでしょう。そこで、今回はうつになった時、すばやく対処できますよう、病院の選び方などについてお話したいと思います。
うつ病への誤解
精神科の敷居が高いのは、うつ病が誤解されがちな為もあると思います。そこで、代表的な誤解をいくつか挙げてみます。・ うつ病は何かつらいことが起きて、落ち込んでいるだけで、当たり前のことであり、病気ではない。従って、治療を受ける必要はない。
うつ病は治療を受けないと治らない病気です。
・ 体の病気なら医者に行くべきだが、心の問題では医者に行くべきではない。
うつ病では脳内の神経伝達物質のバランスが崩れています。生理学的な原因があるという点では体の病気と差はありません。
・ うつ病=統合失調症
心の病気はみんな一緒のような印象を持たれ、うつ病も統合失調症も同じような病気と思われていませんか? 心の病気にはいろいろな種類があり、ひとつひとつは別の病気です。
・ 悪いことが起きて落ち込んでいるので誰も助けることはできない。自分で解決するしかない。
うつ病を自力で解決するのは無理だと思います。抗うつ薬を飲む必要があります。
次に、うつになった時の病院の選び方、注意点を述べます。 >>