肩こり/肩こりの予防・解消法・体操・ストレッチ

肩こりなのに冷やしていい?その特別な理由(2ページ目)

猛暑続きでは熱中症の心配が!こんな場合は、普段は冷え禁物である肩こりの人も、上手に冷やして体調管理が必要になります。さて、どうやって冷やしますか?

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

肩こりは冷やしちゃダメ!?

冷房は寒い?
冷房で寒く感じる部屋に長時間毎日のように居ると、肩こりが悪化したように感じるかもしれません。
そこで、肩こりの人は迷うようなのです。それは「肩こりに冷えは禁物なのでは?」「クーラーのきいた部屋は、肩こりに良くないのでは?」ということです。

確かに肩こりを感じている時の、その筋肉は血行不良になり、体の冷えは禁物なのですが、暑い場所では必ずしも部分的な冷却はダメとは言い切れないと思います。肩こりの人は、頭部、腕などを支える機能が低下して、上半身の疲労を感じやすい傾向にあります。

暑さの中で汗を流す時、皮膚の血流はアップするのですが、筋肉の血流はダウンし余計に疲労を感じてしまうかもしれません。


肩こりでも冷やして良い目安は?

寝るときは涼しく?
寝る時に冷房をかけたままにしておくと、調子を崩す人も多いです。冷房の変わりにアイスパックを使う方法もあります。
寒いと感じない程度の室温で過ごす事が、肩こり悪化予防のひとつとなります。冷房や除湿機能を上手に利用できれば良いのですが、人工的な冷風が苦手という人は、日常生活や就寝時にアイスパックなどの保冷グッズを使ってみてはいかがでしょうか。

冷房に加えアイスパックで局所的に頚部を冷やすとうのは、肩こり悪化のリスクが高いと思われますが、冷え過ぎていない部屋での冷却は注意点を守っていただければ可能であると思います。



また、外出時はなるべくペットボトルや水筒などに飲み物を入れて、持ち歩き、まめに水分補給をしましょう。大量に汗をかきそうな時は、塩分も摂らなくてはなりません。さて、次回はいよいよ、肩こりで首を冷やす時の注意点と外出時も使用できる、冷んやり快適グッズをご紹介しましょう。


■おやつを食べる習慣のある人はコチラ!
⇒ 体が冷えてしまう意外な理由とは?

■毎日冷房の室内で生活している人はコチラ!
⇒ いつのまにか「こり体質」に?
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