寒い冬や雨の日になると、膝(ひざ)が痛くなるということはありませんか? 50代以上に多い膝の痛みの原因として、変形性膝関節症という病気があります。肥満傾向の人に多く、ひどい場合には正座をするのもままなりません。


膝の軟骨がすり減って……

膝の痛み
膝の痛みによって日常生活が制限されてしまうことも
同じ靴を使い続けると、いずれ靴底はすり減ってくるように、人間の関節も何十年も使っていると調子が悪くなります。こうした加齢に伴う関節の変化が著しく、日常生活に影響を与える病気は変形性関節症と呼ばれます。

加齢に伴う膝関節の変化は、肥満による体重の負担は膝の内側にのしかかるため、ひどい場合にはO脚に変形します。


筋肉が萎縮して更に痛みが悪化!

変形性膝関節症に限ったことではないのですが、膝関節の周囲の怪我、あるいはその後遺症が存在すると、太ももの筋肉(大腿四頭筋:だいたいしとうきん)は萎縮してしまいます。このため、更に膝関節は不安定になり、ますます膝には重く負担がのしかかり、変形性膝関節症も悪化してしまうという、負のスパイラルに陥ってしまいます。

つまり、膝の痛みを和らげるためには、大腿四頭筋を鍛えることで、少しでも膝関節に負担をかけないようにすることが肝要ということになります。