こんな症状に心当たりはありませんか?

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、頚椎(首の骨)にも腰椎(腰の骨)のレベルでも起こる可能性がありますが、今回は腰の場合についてです。狭窄の部位によって、症状に違いが出る場合もありますが、主な症状は次の通りです。

■脊柱管狭窄症の症状  
  • 歩いていると下肢に痛みや張り、しびれが出て、休みながらでないと歩けない
  • 歩いていると、足が前に出なくなる
  • 前かがみになると楽になる
  • 仰向けで寝るとしびれが出てくる
  • 腰を後ろへ反らせない
  • スリッパが脱げやすい
  • 脚に力が入らない、脱力感がある(とくに午後からひどくなる)
  • 腰痛がある
  • お尻、下肢のひきつれた感覚、チリチリ、ジリジリする不快感がある
  • 足の裏を触ると、直接触られている感じがしない
  • 肛門周囲のしびれ(※)
  • 排便、排尿のコントロール異常(※)
(※)は、重度ですので、早急に受診しましょう。

手術しないと治らない?

状態により必ずしも手術をしなくてはならないわけではありません

状態により必ずしも手術をしなくてはならないわけではありません

脊柱管狭窄症では、障害され刺激を受けた神経への血流が悪くなるため、酸素や栄養が不足しがちになり、障害された神経の働きが悪くなるため、この状態が長期化することは避けなくてはなりません。

特に50歳代頃から、この疾患は多く見られるのですが、良くない食生活や生活習慣などの影響が体に現れ、30歳代にももちろん見られます。

トンネルが狭くなっていると聞くと、手術で取り除かなくてはいけないの?と不安に思うかもしれませんが、程度の軽いうちは、物理療法や薬物の処方、神経ブロックなどで、痛みを緩和させることができます。しかし、悪化させてしまうと日常生活が困難になるため、手術の検討が必要になるかもしれません。筋力が低下し歩くことも困難になり、排尿、排便に異常が出た場合は深刻な状態です。

症状改善には時間を要することも多い

脊柱管狭窄症は、治療に時間(期間)のかかるケースが多いため、仕事にも支障がでる恐れがあります。ですから、脊柱管が狭くなってしまう要素は、普段から取り除いておきたいものです。

事故などの外傷がきっかけとなることもあります。腰の疲れが抜けなくなってきたなぁ、と感じたら、腰に負担のかかっている可能性が大きいです。痛くなってから対処するのではなく、早めにケアを始めることをオススメいたします
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