A)一番特徴的なのは地方独特のカラーとして、親や親族の介入度が高い場合があるということです。周りからどうしてできないのかと責められることが多く、その分患者さんの悩みも深いといえます。これは同居率が高いということもその原因のひとつだと思います。
それから患者さんの性格は全国の他のエリアに比べて気候的な部分とも関連するのかもしれませんが、比較的明るい方が多いです。これは非常に救われる部分です。
そして意外と目に付くのが(これは鹿児島だけではなく全国的な一般論としてですが)妊娠についての知識不足と健康食品や宗教への間違った傾倒が起きやすいことです。これは我々も徐々に啓蒙をしていかなければならないところだと思っております。
Q)離島の患者さんについて教えてください。
A)鹿児島には屋久島、種子島、徳之島、奄美大島、甑島などがあり、多くの患者さんが来られています。一番遠い方では与論島からも来られています。
これら離島の患者さんは距離的、時間的に遠いので島のドクターとタイアップして治療を進めております。遠いという事もあり、最初のカウンセリングはできるだけ時間をかけてお話をするようにしています。
パート2に続きます。パート2では不妊治療についての様々な情報が得られますよ~♪
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