配偶者に関する問診
薬の服用が男性不妊に影響を与えていることがあります。 |
放射線とがん治療についての問診
子供の時にレントゲンをカバーなしで受けたとか、原子力発電所勤務とか、放射能に暴露された可能性がある場合、男性不妊への影響が考えられます。また、ガン治療における抗癌剤の投与は不可逆性の精子形成障害が起きます。生活習慣についての問診
生活習慣においては喫煙やアルコール、食生活も影響を与えると言われております。また、睾丸の温度環境も重要です。睾丸温度を上げる下着の着用やノートパソコンの使用、サウナ・温泉への長時間の滞在などが好きな生活パターンも聞いておくべき内容になるかと思います。薬剤についての問診
現在服用している薬剤によっては精子に影響を与えるものがいくつか含まれます。よって問診の中で質問されることになります。■ 最後に~問診は治療方針を決める大事な調査
上記の記事を見て頂いた通り、問診ではとても多くの事をチェックしなければいけません。だから、もし可能であれば、家で問診表をプリントアウトして、それにきちんと記入した上で、受診されると非常に効率よく時間短縮が図れるのではないかと思います。
この問診は診察のスタート段階です。これで現状を把握して、検査に進む訳です。しかし、この問診の部分をしっかりと情報共有しておくことにより、検査と治療がスムーズに行くことはいうまでもありません。
今回の内容を読んで頂き、ドクターや看護師の方々と密に治療について話し合えるようにして頂きたいと思います。
●関連サイト
●参考にさせて頂いた書籍
男性不妊の臨床(P40~45)メディカルビュー社