4) この薬局へ相談に来られている患者さんの属性や傾向を教えて頂けますか?
店内の様子です。従来の薬局とは置いてある製品が違います。 |
私の兄も相談薬局を行っていますが、彼の得意分野はこの精神系の相談です。
相談を受けている間にやはり食事との関係に気づき、自分で患者さんと同じ食事を摂ると同じ症状が出るという仮説を立てて自分で実施してみました。
そうしたらやはり仮説どおりの結果が出たということで我々の考えに間違いはなかったと確認した次第です。
5) 環境ホルモンや食品添加物が不妊に影響していると思うのですが、どのように思われますか?
はい、その通りだと思います。私が相談を受けていて思うのはコンビニ弁当やファーストフードを好む人は排卵障害が多い傾向にありますね。これらの食事は間違いなく、食品添加物の塊みたいなものですから、身体に悪影響を与えるのは間違いありません。また、洗剤も問題ですね。界面活性剤が身体の中に入った時にどのように影響するのかはわかっていません。しかし、普通に考えて悪い影響があるのは想像にたやすいことです。
6) 不妊相談においての流れを教えてください。
不妊相談の場合、最低でもカウンセリングに1時間はかかりますので、まずは予約をして頂きます。そして、来て頂き、問診表にしたがって生活習慣や食生活の状況をお聞きしていきます。そこで生活の中での不妊要因を探ることになります。そして、先ほどの話でもあったように食事に問題があったり、生活習慣に問題がある場合には指導をさせて頂きます。また、タイミング法についての解説も間違った知識をお持ちの方が多いので確認をさせて頂き、正確な知識をお伝えするようにしています。
一人1時間の相談時間をとっていますので、一日に10人程度しか受け付けられないので多くの方にお越し頂くことは難しいのですが、出来るだけ対応させて頂きます。
7) 不妊治療クリニックとの連携はどのようにお考えですか?
鈴木先生の師匠が書かれた額だそうです。 |
8) 費用面ではどれくらいのコストがかかりますか?
はい、最初にカウンセリングをさせて頂いた時にどのような処方をさせて頂くのかを決めて、一旦よく考えていただく事にしております。費用的には1ヵ月5~6万円程度かかる場合もありますので。しかし、始めてもらって2週間で身体の変化を感じてもらい、結果を出しますので、相談を受けて頂いた患者さんにはとても満足して頂いております。もし結果が出なかった時には全額返金制度もございますので、安心感と少しの覚悟を持って来て頂きたいと思っています。
9) 男性不妊の相談はいかがですか?
男性の場合、問題があっても検査をするまでわからないし、分かっても3人に1人しか来られない状況ですね。男性の方が問題というケースが増えているので今後は徐々に啓蒙をしていかないといけないと思います。男性の場合は漢方がメインになります。補中益気湯や六君子湯、ビタミンC・Eによって精液所見の改善を図ることになります。亜鉛などのミネラルは海草から摂取することを薦めております。
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