男性は産婦人科が苦手?

治療ストレス
一般的に産婦人科は「女性だけの診療科」という先入観があります。
先日、池上が発行している日本最大の妊娠するためのメールマガジン「日刊妊娠塾」でアンケートモニターを募り、色々な項目についてご意見を伺いました。

その中で印象的だったのが「夫は私を気遣ってクリニックに一緒に行ってくれるけど、産婦人科内は慣れない環境だからか、緊張したり、不機嫌になったりする」という意見です。

産婦人科は女性だけの診療科であり、院内の内装や設備、スタッフも女性を意識したものになっていることは明白です。それは女性にとって快適な空間作りをしているからだといえます。

しかし、逆にその配慮が男性にとって非常にストレスになることが多いようです。普段は意識しないような細かな点、何が男性のストレスになってしまうのかを考えてみましょう。

男性視点で見る産婦人科とは……

治療ストレス
不妊治療は夫婦手に手をとって行うものですね。
男性視点で産婦人科を見ると、男性の病院嫌いの理由が見えてきます。

例えばトイレ。産婦人科の場合は男性トイレが少ないことが多く、場合によってはなかったり、共用になっていたりします。トイレで女性と鉢合わせすることはとても気まずいものです。

それから女性に囲まれた環境も、慣れていない男性にとっては精神的につらいものです。夜のクラブや歓楽街で女性に囲まれて喜ぶ男性でも、お昼の明るい時に、それも病院というやや非日常な空間で囲まれるのはストレスを感じるようです。相手は何も思っていなくても、男性というだけで何となくじろじろと見られている気になるのかもしれません。

そういったちょっとしたところから、男性は産婦人科クリニックには自分の居場所のないと感じてしまい、行くことをとても嫌がるようになってしまうのです。男性ばかりの病院に女性が行くことを考えると、その嫌さがイメージしやすいかもしれませんね。

しかし以前から書いている通り、男性も一度は検査を受けなければいけませんし、場合によっては治療をしなければなりません。その場合、苦手意識を抱えながら病院に通うのは、精神的に非常に苦痛であると考えられます。

次のページでは、男性の産婦人科恐怖症対策についてお話をさせて頂きます。