実は若い女性に「痔」が増えているとか。とってもデリケートなところにあるのでなんとも聞きにくい病気ですが、なんと日本人の4人に3人が程度の差はあれ「痔」の経験があるともいわれており、実は意外とポピュラーな病気なのです。

今回は痔の治療法についてお届けします。

第1回 人に聞きにくい女性の病気2~コレって痔ですか?
第2回 人に聞きにくい女性の病気2~痔の治療を教えて!

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「痔」だと必ず手術なの?
基本は保存(手術しない)療法

生活改善とお薬で
生活改善とお薬で
「もしかして痔かもっ??」と思っても、手術になるのが怖くてどうも病院にいけないというお話をよく耳にします。

実際、痔は必ず手術になるのでしょうか。

ホントのところ、そういうわけではないのです。基本は保存療法(手術をしない方法)です。手術しないといけないのは内痔核のひどい場合と、痔ろうです(逆にいえば、内痔核でも軽いもの、切れ痔や外痔核は手術になる可能性が低いということ)。だいたい大雑把に言って手術になる確率は10~30%というところのようです。(痔の分類について詳しくはコレって痔ですか?へどうぞ)

軽い切れ痔だと1~2週間で自然に直ることもありますが、市販の薬を使っても、症状がそれ以上つづくようなら病院にいかれたほうがいいと思います。

また、市販の薬でも痔の場所や種類によって座薬がいいか、塗り薬がいいかが違いますし、痔ろうは薬を塗っても治らないので、一度診断を受けたほうが手っ取りはやいかな、と個人的にはガイドは思います。
しかも、早期発見すればそれだけ手術の確率を減らすことができるので「私って痔かも!?」と思ったらあまりこわがらないで受診してくださいね。


どんな検査があるの?
門診、指診、肛門鏡検査、内視鏡検査など

病院での診察の流れを簡単にお話します。

・問診
出血があるか、どの程度か、どんな時か、痛みはあるか、どんな痛みか、肛門周囲はかゆいかどうかなどが聞かれます。
普段の便通の状態、アルコールをよく飲むかどうかなど生活習慣についても詳しくきかれます。

・指診
ベットに横になります。肛門の状態を目で確認した後、お医者さんは、麻酔の作用のあるゼリーをゴム手袋をはめた指につけて、人差し指を肛門にいれます。ちょっといやかもしれませんが、人間の手はいろいろなことがわかるので大事な検査なのです。

・肛門鏡検査
同じように麻酔のゼリーをつけて約7cmくらいの長さの肛門鏡を入れます(産婦人科で内診の時に使う膣鏡と似たようなものです)。肛門を広げて直腸の下部まで見ることができます。

ちなみに、大腸がんや大腸ポリーブなどをもっと詳しく調べる場合には、これだけではなく大腸の内視鏡検査があります。

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