枯草菌は雑巾の臭いの元!
乾燥しても死にません! |
有効な方法が一つあります。熱湯以外の消毒法といえば? そう、アルコールです。噴霧するアルコールは、通常の菌には一定の効果があります。残念ながら枯草菌の仲間のセレウス菌を殺すには高濃度で、長時間作用させないと効果がありません。もしも製造過程でアルコールが汚染されると、アルコールですらセレウス菌の感染源となることあるので、注意が必要です。
活性酸素でセレウス菌退治!
熱に強いセレウス菌も、熱湯の温度では死にません。さすがに油で揚げる温度の180℃では死滅します。セレウス菌で汚染されやすいのは、布巾類。雑巾や足拭きマットなども含まれるので、油で揚げるわけにはいきませんね。でも台所には、強力な消毒剤があります。次亜塩素酸を含む、塩素系漂白剤です。キッチン・ハイターなど、商品名は様々ですが、塩素系の中で、後ろの表示に「次亜塩素酸」が含まれているものを選べばOKです。次亜塩素酸は家庭内の最強の消毒剤です。布巾類を使い回しする時は、次亜塩素酸による消毒をお薦めします。一晩漬け置きする必要もありません。時間は5分程度でも濃度が高ければ効果があります。
次亜塩素酸には欠点があります。一つは人体には使えない事。もう一つは金属を腐食することです。包丁やナイフなど、金属類の消毒には使えませんで気をつけましょう。
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