難聴に気づいたらすぐに受診を!
きっかけは問わず、片耳の難聴に気がついたら、すぐに聴力検査ができる医療機関を受診しましょう。原因が分からない突発性難聴ですが、治療には安静と循環の改善、栄養補給、抗炎症剤を用います。循環の改善にはペインクリニックで実施する頚にある交感神経に注射をする星状神経節ブロックという方法もあります。
一般にどんな病気も治療開始が速いほど、治療の効果が現れやすいとされていますが、突発性難聴を含む突発性内耳障害の予後は1/3が治癒、残り2/3は後遺症が残ってしまいます。「何だか聴こえが悪い…」と思ったら、そのうち治るだろうなどと自己判断せず、少しでも早く医療機関にいくことが大切です。
関連記事
急なダイエットが招く障害。耳管開放症![All About 家庭の医学 ]